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【開催報告】『ワタルがわらった』お話会を開催しました🍀


出版社の倒産によりもう手に入らなくなってしまった絵本を復刊させて、多くの人に読んでもらいたい!!
そう思って、絵本『ワタルがわらった』の復刊を応援しています。


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『ワタルがわらった』は、約25年前に長崎県の桜が丘養護学校(現:桜が丘特別支援学校)で本当にあったできごとを元に作られた絵本です。

「体をうごかすのが苦手な人は頭を動かせばいいとさ!」

この先生の一言で生まれたクラブ活動『右脳クラブ』。
クラブの3人は、もう一人の仲間で話もできず、笑わない「ワタル」のことが気になっていきます。

いつしか「ワタルを笑わせる」ことが右脳クラブの目的になっていって……。

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先日は、著者「アトリエUNO」の中心的存在である野本先生から、出版の背景、思い、その後の展開をお聞きするお話会を開催しました。
(オンラインです)



休日の朝早い時間でしたが、北海道から九州まで、40名ほどのみなさんと、お話を聞くことができました。


機材トラブルなどもあったのですが( ノД`)、みなさん40分ほどの読み聞かせとお話から、受け取ってくださるものは多くあったようです。


参加者アンケートから、いくつかご紹介します。

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私も肢体不自由の支援学校に勤務した経験があります。障がいがあると、何もできないと思われがちですが、実際はたくさんのことができます。
今日のお話を聞いて、より子どもたちを大事にしていることが伝わりました。そして、先生方が楽しんでみえるのもステキだなと思いました。
ぜひ、子どもたちに読み聞かせしたいです。

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今日はすてきなシェア会の開催ありがとうございました。
3年前まで小学校教諭でした。この絵本の存在に胸がときめき心が熱くなりました。
制作話や出来上がるまでの思いを聞かせてもらうと、より一層この絵本の中に生きたエネルギーを感じて、たくさんの人に届けたいと思いました。
すばらしい絵本を世に出してくださったことに感謝いたします。

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自費出版における葛藤と、お金で表現の場を買う!という強いお気持ち!それが、たくさんの方にさくらンダーの夢と希望そして、4名のわたるさんたちのきずなに、時空をこえ、場所をこえて触れられること!本当に感謝申し上げます!
わたしも、6年のクラスの子達に読み聞かせをしましたが、しっかりラストはあててくれました!にこにこしながらよんでくれました!
もう一度こどもたちによびかけて、投票してもらおうかな、と思います!

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異動しても、校内で生き残るための作戦、というのが、おおーー!いいですね!まずはすごくつかまれました。本にするというすごいことを現実にしてしまう、それをしかも楽しんでおられる。
この絵本は初めて見たときワタルくんとよく似た10年前の生徒のこと、また今日のお話で40年前に新任として養護学校でのことがよみがえり、私にとっても愛着のある絵本です。

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新プロジェクトX!を見ているような気になりました。
事の始まりから、笑いあり、笑いあり、(涙じゃないんかーい)、壁あり、谷あり、、、そんな中で育んでこられた子供達への思い、学校への思い、一緒に生きる仲間への思い、そして時間の流れ、、、感動しながらスライドを3回読ませていただきました。
物語は受け取る側が作り育てるもの、、、素敵な言葉だなあと思いました。
言葉は生命である。言葉は光である。言葉は希望である。
そういう表現に出会ったことがありますが、先生方が紡いでこられた物語、言葉はまさに希望だと思います。
この物語が少しでも多くの人の手に渡るように複刻投票しかできませんがさせていただきました。
たくさんの感動をありがとうございました。

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絵本の誕生物語,たいへん興味深く視せていただきました。思いと思いが連動して,出版社のいのちが途絶えても続く思い・・・に感動。
何より本の内容を伝えたい。私も,そのメンバーの一人として連動いたします。

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一冊の絵本とその背景のお話から、参加者が受け取るものはさまざま。
でも共通するものがあるように思います。


四半世紀ほど前のお話だけど、今の時代だからこそ読み聞かせたい。


そんな気持ちがたくさん生まれた時間だったように思います。


おかげさまで、復刊投票も折り返しの50票を超えました!



期間ランキングというのもあるらしく、そこではなんと、1位です!!



これからも、読み聞かせやお話会など、何らかの形でこの絵本を多くの人に知ってもらえるようにしていこうと思います。




◆『ワタルがわらった』復刊リクエスト投票はこちらから
 投票にご協力いただけるとうれしいです!


◆お話会に向けての思いを書いている記事はこちら


◆『ワタルがわらった』とさくらンダーについて、長崎新聞に連載されていた記事をまとめたものはこちら
『ワタルがわらった』の背景がよくわかります。


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電子書籍を出版しています。

今回の記事に登場した電子書籍。
これをオンラインスクールにできるよう、再編集にチャレンジ中!
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2021年9月に出版した、初めての電子書籍です。
子育て中であり仕事にも忙しかった小学校の先生の私が、少しずつ意識を変え、生活を変え、夢を叶えていったお話を書いています。
ペーパーバック版も出版しています。



初めての電子書籍『こうなる!と決めるから夢が叶う』の姉妹版。
私の出版体験記と、出版したことで起きた想像を超えるできごとを書いた本です。





子どもたちの心に種をまくように、ちょっと心に響いたり、何か行動してみようと思えたり、そんなきっかけになる絵本を紹介しています。



主に小学校の教科の学習の中で、関連づけて読み聞かせができる絵本を紹介しています。



それぞれの季節に合わせて読み聞かせできる絵本を紹介しています。



子どもたちにも人気の、読み聞かせで鉄板ともいえる絵本を紹介しています。
なぜ小学校で読み聞かせをするのがいいのか、学級づくりにどう役立つのか、そんなことも書いています。






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