目からウロコ!本当に良い園の見分け方
みなさま、こんにちは。
夏休みに入りましたが、暑いですね〜!
さて、みなさまが子育てをされていて悩むことの一つ、「園選び」。
冬に向けてそろそろ園の見学をされる方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで、今回は幼稚園・保育園を選ぶポイントについてお伝えします。
そこは意外に気にしていなかった!というポイントもあるかと思いますので、是非最後までお付き合いいただけると幸いです。
まず最初に
子供達がたくさんの時間を過ごす場所、そして、生まれて初めて親から離れて過ごす場所。
親子共々不安と期待に胸を膨らませる時です。
子供にとって最適な環境を選びたい、というのはどの親御さんも一緒かと思います。
そこで、今回は私が長男と次男の入園の際に、
①実際にどのような視点で視察(見学)をし ②実際にどんなポイントで園を決めたのか、
③そして実際に通ってみてどうだったか。
当時を振り返りお話をしていきたいと思います。少しでもみなさまの園を選ぶ際に、少しでもご参考になれば嬉しいです。
できるだけたくさん見学しよう
園ごとにそれぞれ特色があると思います。
身体をたくさん動かす園、カリキュラムが充実している園、自然の中で伸び伸びと遊ばせてくれる園。
親御さんが何を求めるかによって、見学する園もしぼられてくると思いますが、お勧めは、色んな園をできるだけたくさん見学する!ことです。
イメージと実際に見学したのでは結構違う場合がありますので、周りの評判だけでなく、実際に自分の目で見てみることを強くお勧め致します。
見学する際に見るポイント
そこで、よく聞かれるのが、「見学できる15-20分間で園のことがわかるの?」ということです。
答えは、「ある程度わかります!」です。
まず、聞いておきたいポイントは事前にまとめておきます。それで、疑問自体は解消されるかもしれませんが、最も大切な事は、
「先生と子供達を徹底的に観察する」
ことです。
私は仕事柄、教育機関さんに出入りすることが多く、たくさんの学校さん、幼稚園さん、保育園さんを見る機会に恵まれました。
さらに、子供の入園時期には、たくさんの園さんを見学させていただいたものです。
その中で感じた事ですが、
「先生方に子供達への愛情はあるか」
「その先生方が子供達に愛情を注げるだけの十分な体制になっているか」
がとても重要なポイントだと思いました。
なぜかというと、どんなに素晴らしく見えるカリキュラムでも、教育メソッドでも、自然の中の学びでも、立派な園舎でも、そこに十分な愛情がないと子供達は落ち着くことができません。
そして、
先生方が余裕を持って子供達に接することのできる園の体制になっているかが最重要ポイントになってきます。
見学に行った際によ〜く見てみて下さい。
「人員は足りているようですか?」
「子供達は安心して楽しそうに遊んでいますか?」
「一人ぼっちでいる子はいないですか?一人で泣いている子はいませんか?」
「そして、子供達は見学者に興味を持って話しかけてくれますか?」
子供は日常的に大人からたくさん愛情をもらい安心していると、安心して他者と関わることができます。
見学に行かれた際に、貴方に笑って話しかけてくれるか、挨拶をしてくれるか、子供達同士で楽しく遊んでいるか、よ〜く観察してみて下さい。
そして、
先生方も伸び伸びと楽しそうに働けているかにも注目してみて下さい。
大人が楽しくないと、大人に余裕がないと、子供達も安心して楽しく過ごせなくなってしまいます。
残念ながら、そういう園さんは一定数あります。
先生方は本来子供達が大好きだと思うのですが、一見人員不足だったある園さんで働く先生方は、子供達と楽しむ精神的余裕はなさそうでした。
他にも、先生方が何となくギスギスしているなと感じた園の園長先生は、少々高圧的な方でした。
そこは親へのサポート体制もよくできていて、英才教育を行っており、地元ではとても人気で入るのが難しい園さんです。
後になってそこで教員をしていたという方に偶然出会いお話しましたが、園長先生や同僚の先生方との関係に疲弊し、職場を離れたそうです。
「園長先生がどんなお考えを持っているか」、そして「園長先生の方針が現場に浸透しているか」もポイントとして見学してみると一層良いと思います。
今次男が通っている幼稚園(この4月より認定こども園になりました)は、ぱっと見栄えのするカリキュラムや目立つ特色はない園ですが、先生方の子供への愛情やスキンシップが素晴らしいです。心から子供が大好きということが伝わってきます。
数ヶ月前まで別の保育園に通っていた次男ですが、転園してから一層社交的になり、明るい性格に磨きがかかりました。
その園さんは、先生同士も和気あいあいとしていてみなさん楽しそうに働かれています。
そして、
配置している人員が他の園さんよりも多いです。
園長先生がおっしゃるには、「子供達はみ〜んな一人一人違うから。その違いに個別で対応していくためには、絶対的に人数が必要でしょ!」ということでした。
う〜ん、とっても納得!!!
親も同じですね。心に余裕がない時は、子供と十分に向き合う事ができず、私も後になって後悔することがあります。
以上、いかがでしたでしょうか?
どんなに素晴らしく見える環境も、教育メソッドも、カリキュラムも、自由遊びも、その根底に「愛情」という確固たるものがあるから、子供達は輝けるのです。
これから秋に向けて、園選びをされる方はたくさんいらっしゃると思いますが、選ぶ際に少しでも私の見てきたもの、経験がお役に立てれば嬉しいです。
みなさまも、みなさまにとって素敵な園に出会えますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。