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ラーメンとともに生きてきた私が選ぶ、とっておきの3杯はこれです。

私は、ラーメンが好きだ。
疲れた時、元気がない時、嬉しいことがあった時、小腹が減った時、失恋した時、部活で頑張った時、どんな時でもラーメンに支えられてきた記憶がある。

大体1杯800円前後で、こんなに幸せになれる食べ物があるのか、と思う。
大学生の時は、例えばイタリアンのディナーコースが1人8000円だとしたら、ラーメンだと10杯も食べれるのか、と無意味な計算をして、1人で感動していた。

出身が京都で、そして大学が「一乗寺ラーメン街道」(京都随一のラーメン屋激戦区)から近くにあったこともあり、ラーメンはそれなりに食べてきてた。

大学生の頃、遠距離で付き合っていた彼氏に、「せっかく東京に来てくれたし、クリスマスディナーどこいきたい?」と言われて、真っ先に答えたのが「蒙古タンメン中本」だった。

京都に住んでいた大学生の私にとって、蒙古タンメン中本は憧れの憧れの憧れだった。東京にきて何が食べたい?って蒙古タンメン中本以外なくない?という気持ちだった。

忘れもなしない。クリスマスイブに彼と一緒に横並びで食べた、蒙古タンメン中本池袋店。どうしてだろう、店内で女性は私1人だけだった。クリスマスイブに、ラーメン最高だよ。

そんなラーメンとともに生きてきた私が選ぶとっておきの3杯を思い出とともにシェアしていこうと思います。
なぜ3杯に絞ってしまったのかと超絶後悔したのですが、いや3杯と決めたから3杯に絞るんだと、Macの前で1時間は睨めっこしました。
いや、やっぱりあのラーメンも…..と思うのですが、キリがないので腹を括りました。そんな渾身の3杯をぜひご覧ください。




JR 御徒町駅 鴨to葱

まず真っ先に出てくるのはJR御徒町駅から徒歩2分。北口を出て少し歩くと、直ぐに見えてくる、「鴨to葱」というお店。ここは大人気なお店なので、平日でも多い時は20人くらい並んでます。

初めて行ったきっかけは、とても仲良しな仕事仲間が「ゆかさん、ここのラーメンまじでスープ飲み干しても罪悪感を全く感じないラーメンだから!」という訳のわからない誘い文句と共に連れて行ってくれたのがきっかけです。

スープは鴨・ネギ・水だけで作っていて、国産合鴨を丸ごと用いて引いた鴨の醤油ラーメンを楽しめるお店です。

いやあ、本当に食べたことがない方がいたら、一度は食べてほしいラーメンです。鴨・ネギ・水だけでこんなに濃厚なスープが作れるのか!?と私は初めて食べた時に衝撃を受けました。
そして、本当にラーメンなのか?というくらい、すっきりもしていて食べ切った後、罪悪感を感じない。このラーメンは、食べた後に健康になっている気がするんですよ、いつも。私は毎回スープを飲み干します。

そしてなんと言っても、卓上には辛みと香りが強い自家製の香り一味や、柔らかな辛みがある自家製柚子胡椒などがあります。これがまた最高なんです。濃厚なスープに加えれば、一段上の味を堪能できます。

東京に出張となったら、必ずといって良いほど足を運ぶラーメン屋の1つです。

ああ、もういっそのこと鴨のチャーシューになりたい。


河原町三条店 京都北白川ラーメン魁力屋

京都といえば、京都ラーメン。
京都ラーメンは、背脂が浮き、九条ネギがのった細麺の醤油ラーメンが有名です。私が小学生の頃から食べているのが「京都北白川ラーメン魁力屋」。チェーン店なので、見たことがある人も多いのではと思います。

魁力屋の中でも「特製醤油九条ねぎラーメン」が特に私は大好きです。
そもそも九条ねぎは、京都府から「京の伝統野菜」に指定されている野菜です。九条ねぎは、葉はしっかりしながらも柔らかく、甘くて風味の良い
青ねぎ(葉ねぎ)なのですが、この九条ねぎがこれでもか、と乗っているのがこちらのラーメン。

次の日は、身体中から衝撃的な臭いを放ちますが、それでもぜひ食べてほしい一品。(このラーメンを食べた次の日、あまりに臭いが強烈だったのか母親から「あんたの部屋入れへん」と言われたことあり。)

私は背脂が大好きなので、背脂をいつも「多めで!」と高らかにリクエストしては、最後の方に「やっぱり普通にしたらよかった…」というやりとりをひとりで永遠に繰り返しています。

私の父はラーメンが大好きで、小学生の頃、夜中の24時に起こされては、「優香、ラーメン食べにいくぞ」と連れてってくれた思い出のお店だったりします。父は冒険好きで、「そんなことする!?」という提案を家族にしては、その提案に家族みんなが乗る、というやりとりが多かったな。
その一つが、父の思いつきで24時にラーメン屋に家族で行く。

当時は眠かったけど、夜中に旅行に行っているような感じで、なんだかワクワクしたな。そろそろ、京都に帰りたいです。


JR市川駅 らー麺あけどや


最後のラーメンはJR市川駅南口から徒歩1分にある、味噌ラーメンが有名な、「らー麺あけどや」を紹介したいと思います。

ここも大人気店で、多い時は10人ほど行列ができています。
ここのお店で私が大好きなメニューは「辛鬼味噌麺(納豆入り)ラーメン」。

辛さのレベル(並辛、大辛、激辛)は選べます。私は辛いものが大好きなのでいつも激辛です。激辛でも、ペロリと食べれる品の良い辛さです。

辛鬼味噌スープは、唐辛子や山椒の辛さを味噌がいい感じにマイルドにしてくれていて、辛いものが苦手な人でも充分食べられる味です。

そしてこの味噌ラーメンの特徴が「納豆」!!
納豆が入っているんです。これが、もう、最高なんです。

納豆特有の匂いはあまり感じず、ほどよい粘りと深みがあり、なんとも美味しい…..聞くところによると、店主が納豆が苦手で、何とか食べられる工夫はできないかと考えられて生まれた1杯だそう。それでこんな美味しい一杯が生まれるなら、私もトマトの何かを作りたい。(トマトが苦手です)

ここは、私が江戸川に住んでいた時に、散歩をしていてたまたま見つけたお店でした。「む!?なんか並んでいるお店があるぞ!?」と野次馬的に並んで食べたのがきっかけです。

私がこれまで食べてきた味噌ラーメンの中でダントツでここのラーメンが好きです。味噌ラーメンが好きな方はぜひ、足を運んでほしいです!


以上、私の人生を彩ってくれたラーメン3選でした。いかがでしたでしょうか。行ったことのあるお店はあったでしょうか。

ラーメンについてのnoteは初めて書きましたが、書いて思ったのは、非常にラーメンが食べたくなる、ということでしょうか。笑

そして、日本のラーメンは人を救う。本当にそう思います。
よければ皆さんの人生を彩ったラーメンも、教えてください!

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