【わたしの読書と趣味と】伝えるということ
はじめに
美容家の神崎恵さんが好きです。
様々な美容雑誌やメディア等多方面で活躍されている、多才な神崎さん。
素敵な方だなと雑誌等で存じていましたが、好きです!となったのはここ最近で、きっかけは神崎さんのポッドキャスト『WONT』。
神崎さんと編集者である大森葉子さんの対談形式であるこの放送。
ほっとするお喋りに混ぜてもらっている感覚がありながら、内容はキャリア、恋愛、人間関係、家事育児のことなど多岐にわたっていて学びが多く面白いです。
お気に入りの放送は第13回のこちら。第一線で活躍し結果を出しているかたはどんな時間の使い方をしているのか?
時間がないなんて言い訳にすぎないんだ、と背筋が伸びる内容で、何度も聴いています。
神崎さんの紡ぐ言葉
神崎さんの好きなところは、選ぶ言葉が素敵なところ。ポッドキャストも、本やSNSに綴られる言葉もとても好きなのです。
学生時代、作家を目指されていたこともあったそう。現在著書も多数あり、夢をちゃんと形にしていらっしゃって、尊敬するばかりです。
著書『美容の教科書』から学ぶ、伝えるということ
『美容の教科書』最近手にして読みました。
「教科書」という名のとおり、基礎基本から手取り足取り教えていただいているような本。
自分が何となく理解している気になっていたことも実は違っていたりなど、わかった気になることってよくないなと改めて思いました。
この本で最も印象に残ったところ。
それはユーモラスな例えの表現です。
“ベースメイクの考え方は揚げ物のレシピと一緒”
“ハンドラップは、手のひらでヒヨコを包むように”
“ブローやアイロンの方向はウニをイメージ”
といったような。
ただ、肌に優しくタッチして、と言われるよりも伝えようとすることが感覚を通してスッと理解できますよね。
こういった表現が出来るのは、専門家として「教える」のではなく、読者の立場にたって心に入り込み、思いに寄り添っているからなんだろうなと思いました。
伝えるって難しい
伝えることがゴールなのではなく、相手が理解して考えや行動が変わってはじめてそれは伝わっているということ。
何かを伝えようとするとき、ちゃんと相手の心の中に入っていく努力をしているか。自分目線での伝え方になってはいないか。
私は話すことが苦手なので、できていないことも多々あり、日々反省、反省です。
私には小学校受験を経て進学した現在1年生の娘がいます。
理解できないところを、どんな言葉やどんなツールを尽くし伝えるか、何度も悩みました。
次女は秋から新年長なので、またあの日々がカムバックする予定です。どきどきそわそわ。
子どもに何かを伝えること、相手が理解できるような言葉を選んでいくことは思っていた以上に難しく、日々試行錯誤しています。
そういった面においても、子どもとの毎日の中で学ぶことが多いなぁと感じています。
おわりに
何事も、相手の立場にたつこと。
当たり前のようで、失敗していることもたくさん。まだまだ未熟です。
神崎さんのような素敵な女性になれるよう、人生頑張っていきたいです!