『 Beauty Style 』の栗原文さん
女性の心がもっと自由になればいいなと思い「もっと人生楽しいよ」を伝えている美容心理カウンセラー栗原文さんに、独立に至るまでの経緯と、どんな心の動きが今の自分を創っているのかを伺ってきました。
栗原文さんのプロフィール
出身地:京都府
活動地域:東京
経歴:美術系短期大学卒業
美術系短大卒業後
老舗アパレル会社就職。
アトピーを自然療法で完治させる。
疾患・食(栄養)・心の繋がりを実感する。
分子栄養学・酵素栄養学を学ぶなかで新しい発想の遺伝子栄養学に出会う。
2012年《エイジングケア・体質改善・ダイエット》
この3つの効果を持ち合わせた オリジナルメソッドを構築し
『Beauty Style』を立ち上げる。
多くの情報に惑わされずに、科学的根拠に基づいた真の美しさを手に入れるための方法で老化の原因となる眠った遺伝子を目覚めさせ細胞レベルで若返る食事法のアドバイスしている
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予防医学士、アンチエイジングフード協会認定マイスター、
Evidence-Based-DANJIKI認定ファスティングマイスター
日本ホリスティック医学協会専門会員/関東運営委員
メンタル心理カウンセラー、ローフードアドバイザー、メイクセラピスト
Q:今の仕事をするきっかけは何ですか?
私が自立したいというところが最初のきっかけでした。
同時に、子どものころからアトピーがあって、治療に40年くらい模索していました。
ずっと薬を使っていましたが、妊娠がきっかけで、薬をすべてやめる選択をして、自然療法や自己治癒力を高めるにはどうすればいいのかを本格的に考え始めました。
自立をしようと考た時に、私は22歳で結婚しているので、特別なキャリアも国家資格を持ってもいません。
皆さんの役に立てる事といえば、自分の長年のやってきたことをシェアする事だと思いました。
大人になってからアトピーに悩んでいる方もいらっしゃるので、
どうやったら改善できるのかを食を通してお伝えできるのが自分の強みだと思っています。
それで仕事にしようと思いました。
Q:なぜ食に注目したのですか?
人間の身体の創られ方とか、細胞をより元気にする方法を勉強した結果、毎日の栄養と食事が大事なことが分かったからです。
結婚した家族関係で悩みがありました。それは自分を抑えるクセです。
言いたいことも言わず、我慢すれば丸く収まるという考え方もアトピーにすごく影響している事が分かかり、考え方を変えるというのも同時にやりました。
アトピーも外側からの刺激でなんとかしようとしていましたが、実は内側からの変化が重要ですね。
出産で一か月、実家に戻った時、出産(デトックス)もあるけど一気に肌が綺麗になったんです。
人生の中で最高に肌が綺麗になり感動するくらい肌が綺麗になって「やだ私治っちゃったと」思ったんです。
でも、旦那の家に戻ったら、またかゆみが出てきました。
綺麗になったにもかかわらず、また出るということはメンタルが関係していると思って心理学を勉強し始めました。
身体にも、精神的にも、いるものと要らないものを選択していくことを心がけていきました。
Q:これからどんな夢を描いていますか?
もっと女性の心が、自由になればいいと思っています。
縛りがあって、自分の行動範囲を自ら狭めている人が多いんです。
多分できないとか、反対されるとか、やっても無駄だとか、もうこの歳だからとかを理由にしてしまいます。
諦めてしまっている方が多い気がしますね。
本来の自分が思っていることを怖がらずに表現していけたらいいですね。
パートナーシップでも、お互いにお互いを尊重して、「あなたのそこも分かるけど、私はこうしたいです」というのをきちんと表現できるように、お互いによき理解者となり、理解し合える夫婦がもっと溢れたら、日本は格段に良くなると思います。
Q:女性をもっと育てていきたいとブログで発信されていましたね。
育てるというよりかは、「もっと人生楽しいよ」というのを知って欲しいですね。
年を取るのことが怖いという方もいますが、好きなことをやっていれば、人は元気でいられるし、自分の感性を磨いていれば、変な物を摂らないと思います。
自分の気持ちが安定すると、暴飲暴食にも走らなくなりますし、本当の自分自身をもっと皆に知ってもらいたいです。
すごいキャリアを持っていても、その人にとってはそれが当たり前だから「いや、こんなの」と言う方もいます。それは、お料理できない人から見れば、家庭料理が出来る人はすごい才能なのと同じですよね。そんな今ある幸せにもっともっと気付いて欲しいと思っています。
Q:今までの中でどんな心の変化や在り方が、今の活躍につながっていると思いますか?
起きた出来事をそのまま受け止めることですね。
そこに対して、自分がどう思うのかだと思うのです。良いも悪いもジャッジせずに、今、自分が感じていることを、自分の中に落とし込む。そこをまずするように心がけています。
自分がヘマをして、何でこんな事やってしまったのかなと、当たり前に考えたら分かりそうな事も、それも自分だから仕方がないよねと、自分を責めずに、それもありの私ということを認めて、次にどうすればいいのかを考えるようにしています。ヘマをした時のショックもありますけどね。
相手の方と意見が合わない時は、同じ意見の人がいないのが当たり前と思っています。
リンゴが好きな人に、ミカンが美味しいよと言っても、それは嫌な時もありますよね。
「あなたはリンゴが好きで、ミカンは嫌いなのね。そうなのね。でも、私はリンゴも好きよ 」
と、相手のことを認めてから自分も発信できるようなスタンスで、人と関ろうとする心の在り方を心がけています。
そうすると、自分を否定をされた訳でもないし、断られた訳でもないので、落ち込むこともないですよね。
Q:起こった出来事を受け止めて、自分自身がどう思いたいのかということですね。これ簡単なことではないですよね。
怒りが出てきたときはすぐには収まらないけど、そうなった自分だからしょうがない。そいう自分も認めて受け止める。
そんな時は気分を変える為にお風呂に入るとか、寝るとか、美味しいものを食べに行くとか、誰かと電話で話をするとか、気分を切り替えていきます。できるだけ気持ちが笑えるような工夫をしています。
いつまでもその波動でいると、その波動が近寄って来るのでその波動を断ち切って、新しい喜びのテンションを外から持ってくるようにしています。
Q:これが出来るようになったきっかけは何かあるのですか。
最近ですね、やっと自分の中で順序立てて考えられるようになりました。
引き寄せの法則とかメンタルの勉強をしてきましたけど、どういう事なんだろうとずっと思ってました。
私たちはエネルギー体で、波動でもある。物質化している状態です。共鳴し合うものと出会って行きます。ある意味リモコンのチャンネルみたいに4チャンネルを選択すれば、4チャンネルを観ることができ、10を選択すれば10チャンネルを観ることが出来る。いい波動を出していることが大切だと気付きました。
嫌なことばかり考えているとそれが現実になるので、いつも気持ちいいい状態を創る事にしています。いい波動はいい波動を呼び寄せますから。それが宇宙の法則なのかなとようやく分かってきた気がします。
それを皆さんにも話しているところです。
Q:今後どんな美しい時代を創っていきたいですか?
争いのない世界ですね。
戦争は起こって欲しくありません。価値観の違いによる争いやまったく関係のない人が巻き込まれるのが一番嫌です。
もっと話し合え分かり合えると思うので、話し合いで解決したいと思いますね。
北風と太陽。風をビューと吹かせても人って頑なになっていきます。お互いが愛をもって話し合うことが出来れば、すごく幸せな世界になるのと思いますね。
Q:「生きる」という価値観が人生を創るのに大きく影響を与えると思いますが、文さんの「生きる」とは?
好きなことをやること。
好きなことを選択できる自分でいることです。
好きなことをやっていいというブロックを外すこと、まずそこですかね。
そのために何をするのかは、次の段階です。
何をするにしてもダメだったらまた次の手段を考えるというふうに、段階を踏めば、絶対に解決策は見つかるんです。
Q:決断するには、自分でスイッチを入れるしかありません。それは分かっているけど、その勇気がなかなか出せないという方へアドバイスありませんか?
究極のところまでいけば、絶対自分で動くと思うのです。
背中を押したり、サポートすることは出来るけど、そこに来るまではやはり自分で決めるしかないと思っています。
本当はどうなりたいのか、自分自身が何を求めているのかを、
もっともっと自分の気持ちを正直に書き出したりとかしてみる。
自分の目で見て感じるというのが最初は必要かなと思います。
自分はどうなりたいのかを促してくれる方のところに行ってみるのも、ひとつの手段。
そこで気付くことっていっぱいあると思います。
一歩足が出ない人はチャレンジして欲しいですね。
記者:栗原さんのように女性がどんどん好きなことをやって、チャレンジして自由になっていったら、色んな効果がありそうですね。今日は素敵なお話しをありがとうございました。
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【編集後記】
今回インタビューをさせて頂いた阿久津と山田です。
インタビュしながら感じたことは「自分が出来たから誰でも出来る」という感覚があること。そして軽やかな中に今まで試行錯誤しながら自分自身と向き合い、栗原さんが自分で決めて創ってきた日々の積み重ねが今の栗原さんを創っていて、ずっと努力されてきた方なんだと感じました。今を生きる女性の背中を押している栗原さんのますますの活躍を応援しています!
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。