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青く正しい庭

5月、大雨が降っている。窓の外は雨でとてもうるさいし、どうせ考え事ですぐには寝られないので、流れで全文駄文。

どうせさいあく文章にはなってしまうものの、お気持ち等身大ドキュメントという当初の目的を守り、遠慮なく25歳のわたくしちゃんの地獄文章をしたためさせていただく。

わたくし、ここ半年ほどお心が元気ではない。お心の覇気のなさに加え、感情の浮き沈みが激しく、「コーヒー飲んで最高の気分!」と思っていたのに、気がつけば「全てから退出させろ!」と強く願っている、というようなことがよくある。横になって考えると、今ここで人生のエンドロールでも、特にやり残したこと、ひとつもないなぁ、、と真剣に思ったりする。さすがに暗すぎるだろ!!希望を持って生きろ!!!

わたくし、人の人生の進みに対して、あまりにも耐性がない。人生のチャプターが違うだけでなく、違う本であることを理解しようとするのに、焦燥感があり、置いていかれている気持ちになる。前までは同じ場所にいて、似たような悩みを持っていたのに、人生のフェーズが変わると悩みも変わり、考えも変わる、当たり前だし、非常に健全なことなのに、そしてわたしも変わるのに、寂しいね〜!と大声出しちゃう。

「あなたはこっち側」と勝手に決めつけ期待して、感情移入して、違った時に勝手にガッカリする、「こっち側」と思っていたオードリー若林様が結婚した時に離れていったファン、本人は「そういう奴は自分じゃなくて「独身」のファン」と糾弾してたけど、いつまでも寄り添ってくれると思ってたのに「向こう」に行ってしまったと落ち込んで、直視できない感じ、とても理解できる。直視できんよな、正直。

わたくしは自分の人生について、「延命」という言葉を結構使う。目標や、楽しいことを目指して、色々な最悪事を薄めて騙し騙しぼちぼちやっていこう、ということ。この楽しいことがあるから今は頑張ろうとか、そういうことで正気とモチベーションを保ってきている。それらの楽しいことや延命のモチベーション、自分ではない誰かに依存し過ぎている。一緒にここへ行く、一緒に生活する、など。今は同じ気持ちであったとしても、未来のプランは変わるし、変わることは当たり前で、止められない。

人に勝手に期待して、自分の希望が叶わなかった時に勝手に落ち込むという作業、めちゃくちゃ不毛なのに、とても延命の拠り所にしてしまっていること、本格的に良くないと思い始めている。2ヶ月ほど前はやばいけど仕方ない、と思っていたけど、今はやばいからどうにかしなければと思う。

自分を中心とした延命を構成しなければ!頼む、自分!もっとうまいメシが食べたいから、もっとうまい世界のビールに出会いたいから、キャリア、社会を良くしたいとか、生活、旅行、なんでも良いけど、自分がある程度行動をコントロールできることに生き意味の重点を置くことができれば、人に期待して勝手に落ち込むことも減り、安らかなお気持ちになれるのでは?と思う。

最近、なぜ社会が恋愛や結婚に引くほどの重きを置いているのか、少しずつわかってきている気がする。ひとりで生きること(本当にひとりで生きている人はいないと思うけど)は強く、とても素敵なことに見える。でも、その過程で人への期待を少しずつ減らす、または調整する作業は、今の私には寂しく見える。それが大人になっていくことと言われればそうかもしれないし、受け入れていかなければいけないと実感することが今年ですでに3回あった。

恋愛や(最近の恋愛は一切の責任を伴わない場合もあると思うが)結婚は、パートナーのことを自分の生活や意思決定の要素に入れ、入れられ、「自分が誰の何でもない」という孤独とか不安感を解消するのかもなと思う。自分の人生の重要な枠組みに入っているのだから、期待も妥当だし、期待してうまくいかなかった時の落ち込むことも妥当だと感じられる。友達や知人では、そうはいかないかもしれないな、と思うことが増えた。ルームメイトから「パートナーと同棲をするからこの家を出るね」と告げられた時、「寂しいけど、おめでとう!」以外にかけられる言葉は多分ないし、友達は、「行かないで!」と言えるような立場にはない。

このようなことを考える時、コウテイ(2023年解散)のラジオで、下田さんが結婚を発表した時の会話が思い起こされる。下田さんは結婚していて、3歳になる娘がいることを九条さんに伝え、九条さんは大泣きして、「おめでとう、お前頑張ってたんやなぁ」と。九条さんの「お前がいなくなったら俺どうするねん」の言葉は本心だと思いましたね。人の幸せは本当に喜ばしいのに、その分自分への不安も募り、、、今まで九条サイドの気持ちになったことがあまりにも多く、この気持ちや焦り、寂しさにどう折り合いをつけていくか、しっかり20代後半の課題です。この気持ちを埋めるために、多くの人は恋愛をしたり、結婚したり、社会がそれを推奨したりするのかな。

話は全く変わりますが、信仰するオードリー若林様が、20代、全てが最悪だった時に何もしてこなかった春日様への仕返しとして、「オードリーが最高潮に達し、すべてのファン、関係者がなんで今???というタイミングで解散してやる!」といつかラジオで仰っていた。

わたくしも、人々が「あなたが???えっ!!!そんな!!!今????!!!」というタイミングで結婚して子供を持ったり、どこかへ放浪しに行ったり、知らない土地に急に家を買ったりして、何かしらをひっくり返し、激震させます!(思春期???)

以下自分へのリマインダー:
自分を軸とした延命治療、人に期待をし過ぎない、人と比べ過ぎない、自分が好きなように生きる、自分に集中する、ジョークにならない鬱は振りまかない、他人は結局他人、自分ではない。

全編暗い文章、対ありでした!


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