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今日のゼミで勉強になったこと

今日は月に1度の卒論ゼミの日だった。
私の卒論テーマは自衛隊に見るジェンダー。

今日ゼミ生からもらったコメントで勉強になったことが2点ある。
1つ目。
「社会規範が内面化してしまっているがために自分では気付けないこと」がある、ということ。「鮮やかに社会に溶け込んでいる」という表現をしているゼミ生もいた。

2つ目。
先日、女性自衛官にインタビューしたとき、「自衛隊は男女平等の職場だ」と言っていたが、これに対してゼミ生が一つ懸念点をあげてくれた。

”女性自衛官は「自分は男性と平等に頑張ってきた」という自負があるため、「自衛隊は男女平等の職場ではなかった(=自分は実力というより、女性だからという理由で優遇してもらってきた)」と言ってしまうと、今までの自分を否定することになってしまう。だから、「男女平等の職場だった」と言い切って信じたい部分があるのかもしれないね。”
ということ。

この2つのコメントをもらったことで、「相手が話していることが真実とは限らないのだな。その人の解釈や願望が含まれているものなのだな。」とわかり、真実を捉えることの難しさ・インタビューの難しさを感じた。勉強になった。


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