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復職後、組織から疎外感を感じているワーママへ

緊急事態宣言が開け、無事復職を迎えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2歳半息子が通う保育園も、朝は子供達の鳴き声大合唱です。仕事の感覚を取り戻すにも、生活ペースを掴むにも時間がかかるし、3年前の自身復職当時を思い出すと、胸が痛くなります。(ちなみに、しんど過ぎて記憶がない)


心から、応援しております。
今期復職されたワーキングマザーのみなさま!

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さて掲題の件。

これは、職場でワーキングマザーがうざいとか、迷惑だとか言われた、といったような話ではないです。(幸い、私の職場は優しい人たちで構成されています)
期待したのと違った!と思われた方、そっとウィンドウを閉じていただいて構いません笑。

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【結論】

以前と同じだけ、組織の一員である事を実感することは難しい。

オフィスの滞在時間は(ほとんどの方が)以前より短く、必然的に雑談や飲み会などでの一歩踏み込んだ話をする機会は減る。

すなわち、組織の内情、人事情報は耳に入りにくくなる。

だがそれは、何の問題でもない。

以前と違いわたしたちは「母親業」という役割を追加で担っているからだ。

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何だか置いてけぼり

ここで言う疎外感というのは、出産前までは、職場関係の人事情報やプライベートな情報が耳に入ってきていて、組織の中の一員という実感があったのに復職後はそれがなくなったということです。

それでも全く問題ない、という方もいらっしゃると思いますが…。
わたしは違いました。(過去形ですが笑)

人は、社会的な生き物。濃淡はあれど、組織に属したり人との繋がりを実感することで、日々の楽しみややりがいを見出す生き物です。これは人類の生存本能で、科学的に証明されています。

月曜朝一ルーチンの意味

入社して10年間、毎週月曜日の朝は必ず同僚よりも早く出社してフロアのデスク、プリンター、共用スペースの拭き掃除をしていました。1度たりとも欠かしたことはありません。子を産むまでは。

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目的は以下3点です。

①今週もがんばるぞ!という自分への戒めのため
②こっそりと同僚の役に立ちたいから
③情報収集

当記事でお話ししたいのは3番目について、です。

✔︎みんなのデスクを拭いていると、トレイに置いてある書類などで、仕掛かりの業務内容を知ることができる。

✔︎わたしより早く出社している、ひな壇席の基幹職たちが、人事情報や職場の困りごと等のオフレコトークを小声でしている。

これらがね、組織の中で業務を遂行する上で役に立っている、と感じていました。
特に基幹職のオフレコトークは、人事情報の一早いキャッチに加え、例えば、最近休みがちな〇〇さんはメンタルを病んでいる、とか□□さんの私語がうるさくて問題になっている、とか。

今思うと組織の内情を知っておくことで、自分は組織の一員であるという実感を得ていたんだな、と感じます。

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誰よりも遅く出社し誰よりも早く帰る

復職後は時短勤務。
誰よりも遅く出社し、また帰りも残業することなく同僚より早く帰るわけです。

以前の、月曜朝一ルーチンを遂行することは不可能だし、定時後におやつ食べつつプライベートな雑談しながら残業・・・なんてのも全くなくなったわけです。
(たまの残業時も、夫に迎えをお願いしている傍ら、悠長におしゃべりなどできない)

そうなると。
まあ、情報が耳に入ってこない。

自部署のグループ名が変わる事を、掲示板の全社単位通知で知ったり・・
(私以外のメンバーで実施しているミーティングで上長が話をしていたらしいですが)
上長が手配した、見たこともない名前の「名刺」が社内メール便で届いたことで人事情報を知ったり・・・

噂話、好きな方ではないですが、さすがに自部署のグループ名が変わる事を掲示板で知った時は、何だか寂しかったです笑。もちろん、私以外の同僚は全員知っていました。

復職して1年くらいは、何だか置いてきぼり感を感じていて辛かった。

でもね。気がつきました。

これでいいんだ。

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意外と、支障を来さない

以前とは違い、母親業というもう一つの役割を担うようになったわけです。

同僚で時短勤務者は私以外にいませんでしたので、同僚の雑談にも今まで以上に興味が持てなくなりました笑。

そして意外と。

人事情報や組織の内情を知らなくても、業務に支障を来さないんですよね笑。

予定している人員の増減について、何で知らないんだ!なんて責められることはないし、誰かが病んでいたとしても、残って話を聞いてあげる、なんてこともできない。

結局は、組織の一員である事を実感したい自分の自己満足だったのかな

今ならそう思います。

飲み会もしかりですね。

復職してすぐの頃は、夫に子供の迎えをお願いして忘年会や歓送迎会に極力参加するよう努めていましたが、結局後悔するんですよね笑。
タバコ臭いし、偉い人に気を使うことや愚痴を聞く事で、疲れちゃう。

本当に話をしたいのであれば、昼休みや就業時間中、2人になったタイミングなどで会話をすれば良い。

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以前の上司で「タバコは百害あって、一利ある」と公言している方がいました。その心は、体にはよくないけれど、喫煙所で、同僚や偉い人、お客さんの本音が聞けたり、まだ誰も知らない人事情報を入手することができるから、とのこと。

うーん。

わたしは喫煙所でどれだけ有益な会話がされているのか知らないけど…

そんな方法でしかお客さんと仲良くなれないのか…
タバコの害の方が大きいでしょ。とっととやめなよ笑。

そう思っていました。

潔く諦める

ドライな自分の性格にも起因していると思いますが…

無駄に、同僚のプライベート情報や人事情報を入手しようと努めることは止めました。それをしなくても、何も困らないことがわかったから笑。

もし、3年前のわたしと同じように、組織から「疎外感」を感じているワーママがいらっしゃったら…今一度、ご自身に問うて欲しい。

具体的にどのように業務に支障を来たしますか?

もし、すぐに出てこないのであればその「疎外感」は思い込みかもしれませんよ。

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ここまでお読みくださりありがとうございました!

また更新します。



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