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仕事がデキない君へ


『仕事がデキない』

イヤな言葉だ。人前で言われたら、恥辱で発狂してしまいそう。

51歳になる私が若い頃、そう20代、そして30代の前半の頃、他人から言われたことこそ無かったが、自分自身『仕事がデキない』と強く感じていた。

特に電話が苦手。

「あっはい」「そっそうです…」

自信の無さから相手のいいなり。それを同僚、特に後輩にバレたくなくて、外から携帯で電話したりしていた。誰にも聞かれずに話せる場所を探して、街中をウロウロしてるだけで1時間もかかることとかあった。

途方に暮れる毎日。だが仕事を辞める勇気はなかった。
転職活動しても、私などこも採用しないだろう…。

そんな私も33歳で結婚。36歳で子どもが生まれ、何とか家族に恥じない自分であろうと徹底的に自己啓発。少しはマシにはなったと思う。何回か昇進もした。いつしか自己啓発が趣味となっていた。

さらにマシは自分になるため、そして『仕事がデキない』で悩んでいる人が少しでもマシになるための一助として、私なりに提言をしてみたい。いま51歳なので、「51個」「明日から出来る仕事がデキるようになる方法」を52歳になるまでに書いてみよう。まず1個目。

明日、絶対にできる簡単な方法

『ハロー効果』もう聞き飽きた言葉だろうが改めて。
何か優れた部分があると、他の部分まで優れているかもと人は感じるのだ。「デキる」になりたかったら、何かにまず優れれば良い。最も簡単なのは「一番出社」だ。これは早起きさえすれば良いため、とても簡単である。

一番出社していると上司も早く来ることがある。そのタイミングで出社していると

①    やる気があるように思われる。
②    朝から上司とマンツーマンで会話ができ、思わぬ情報が聞ける。
③    業務時間に余裕があるため、すぐ指示に従える。
④    上司と接点が増え、感情的に同志になれる。

など、様々なメリットがある。

自分自身の例で話そう。私はマンガの編集者だった。

一番出社の結果、
・上司から新雑誌計画を誰よりも早く聞くことができた(上記の②)。
・「お前、やってみないか」と言ってもらえた(上記①)。
・朝イチで時間があったため、口説く作家リストを朝から作り(上記③)
・リストを上司とすり合わせ出来た(同じく③)。
・電話連絡は緊張したが、上司の励ましもあり頑張れた(上記④)。

その結果、私は良い作家さんに出会うことができ、その作家さんがヒット作を書いてくれた。

出社が1時間遅かったら、新雑誌の計画を聞くのは、月イチの会議の場であったはず。私は新雑誌のメンバーにはなれず、昔と変わらず誰でも出来そうな仕事を必死にこなすだけだっだだろう。

「一番出社」のお陰で、道が開けたのだ。

この『ハロー効果』で一番になるジャンルは、正直何でも良い。私は最も簡単な「一番出社」を選んだが、「一番にカラオケで歌う」「一番にレスを返す」「一番に提出物を出す」などなど。

正直、自分自身、出来ていないことも多い。連休明けからまた仕事だ。もっとデキる自分を目指して、早く会社へ行こう。

※余談だが、上司との関係性で悩む人も多そうだが、一番出社すると接点が増え、自然と上司の意図が見えて仲良くなれるように感じる。これも一番出社のメリットと言えるだろう。

#仕事について話そう #ジブン株式会社マガジン

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