具体的な根拠のある自信
首都リーグは昨日、一昨日と第3週目が行われました。
息子は2試合とも使ってもらったのですが、極めて不甲斐ない投球となってしまい、明らかにチームの足を引っ張ってしまう結果となりました。
息子から
自信なくなった
とLINEが来ました。
この息子からのLINEを受け、ちょっと「自信」ってなんだろ?と思ったので、「自信」について、僕なりの整理をしてみようと思います。
▼ 自信を持って臨んだリーグ戦
この秋のリーグ戦。
チームも、息子本人も、結構な自信を持って臨んだように感じました。
春のリーグを2位で終えたチームは、優勝、関東大会進出、など、真剣に狙っていました。
息子は息子で、夏のキャンプやオープン戦を通じて、それなりの内容を残したようでした。
そういうわけで、自信、をもって臨んだのだと思います。
▼ 結果に基づく自信
しかし、リーグ戦本番になり、なかなか結果が出ない状態に陥ります。
特にこの土日、息子は散々でした。
息子は
自信なくした
と言います。
僕の整理だと、息子のこれまでの自信は
具体的な根拠のない自信
だったのだと思います。
オープン戦では、結果的に抑えてはいたのでしょう。
そしてそれが、自信となっていったのでしょう。
抑えたという結果を基にした、自信です。
でもこの、結果に基づく自信は、簡単に失います。
だって、結果が悪ければ、自信が無くなるってわけですから。
常にずっと、良い結果を出し続けないといけないわけです。
これは、本当の自信とはなり得ません。
▼ 揺るぎのない自信
では、本当の自信とは、どんなものでしょうか。
僕は、結果に左右されない
揺るぎのない自信
だと思います。
揺るぎのない自信とは、しっかりとした周到な準備に基づくものだと、僕は考えています。
息子の場合で言えば、
戦える投手としての力を備えている
という準備です。
自分の球速、確実にストライクを取れる球、フィールディング、牽制スキルなどが、一定のレベル以上まで高められているか?
そういうものが、確実に備わっていてこその
自信
です。
具体的な根拠に裏打ちされた自信。
今回は良い機会だと思います。
もう一度、じっくりと自分自身のことをつぶさに分析して、
戦える投手として力
を獲得していくと良いと思います。
結果に基づく危うい自信ではなく、結果に左右されない揺るぎない自信を、備えて欲しいと思います。
以上でーす。