僕が50m走のタイムにこだわる理由
僕は息子にも娘にも、50m走を
中3までに6秒台
ということを常々言ってきてまして、幸い2人ともそれは達成しました。
野球雑誌などの、野球選手のプロフィール欄にも、よく50m走のタイムが載っていることがあります。
でも、野球の塁間は、約27mです。
ではなぜ、50mなのか?
僕が50m走のタイムにこだわる理由を書いてみようと思います。
▼ 足が速い選手
僕の中での一応の基準で、足が速い選手とは、
塁間を4秒台
というのがあります。
ちなみに、プロ野球で内野安打時の一塁駆け抜けの最速は、ホークスの周東選手で、3秒77、なんだそうです。これはもう、驚異的な速さです。
さらにちなみに言うと、僕は息子にも娘にも、内野手がゴロをさばく基準としても、4秒以内にボールを一塁に到達させる、ということを言ってました。
守るにしても攻めるにしても、どっちにしても、4秒、というのは、目安としておいて良いと思っています。
でも僕は、足が速い選手が足が速いということを大きく発揮する場面って、例えばバントヒットとか、あるいは内野安打とか、そういう場面ではないと思っていて、足が速い選手が足が速いということを大きく発揮するのは
ひとつ先の塁に行ける
ということだと思っています。
最も重要な場面だと僕が思っているのは、2塁からヒット1本でホームに帰ってくることができる、というところです。
送りバントでランナーを2塁に進めた。
次のバッターがヒットを打った。
この場面で、ホームに帰ってくることができるか、三塁ストップか、はたまた、ホームでアウトか。
これは極めて大きなことです。
2塁からホームまでは、27mと27mなので、54m。
でも、ランナーはリードするし、第二リードもあるので、概ね50mくらいになると思います。
そういうわけで、僕は
50m走6秒台
にこだわるのです。
▼ 使える足
足が速い選手は、とかく、バントヒットとか、内野安打の場面で目立ちがちです。
また、盗塁、ということも、最もその脚力が発揮される場面だとされます。
それはそれで、足の速い選手の特徴だとは思います。
でも僕は、それではもったいないと思っていて、足の速さを活かすのは、
ひとつ先の塁に行ける
ということだと思いますし、それが、使える足、なんだと思っています。
そんなわけで、僕は、50m走のタイムにこだわって来ました。
また、単純に、50m走が速い選手は塁間も速いですし、計算的にも、例えば50mを6秒9で走る選手は、30mを4秒前半で走ることに、数字的にはなりますしね。
塁間の速さ、だけではなく、もうひとつ先の塁に行けるか?という観点から僕は、50m走のタイムは、とても気にしています。
以上でーす。