自分の仕事の責任を果たす
野球の先発投手が、勝利投手となるためには、5イニングを投げていないと行けません。
5回を投げ切って、チームがリードしていれば、その投手に勝利投手の権利が出てくるということですね。
責任投球回数などと言われたりします。
もうひとつ、先発投手には、クオリティスタートと言われる評価があります。
これは、6イニング以上を投げて、自責点3以内に抑えることです。
先発投手として、試合は作ったよね、キッチリ仕事をしたよね、ということなんだと思います。
▼ 自分の仕事
仕事をやってると、すべてを自分で最初から最後まで完結させるということは、あまりないのではないかと思います。
例えばひとつのプロジェクトをやるのに、誰かから、あるいは、どこかの部署から引き継がれるとか、また逆に、誰かに、あるいは、どこかの部署に引き継ぐ、みたいな。
プロジェクトとかっていう大それたことでないにしても、ある業務を引き継ぐとか、引き継がれるとかということは、しばしばあることだと思います。
で、そういう時に、やっぱりちゃんと
自分の責任投球回数を果たして
クオリティスタートを達成している
ということは、絶対にやっておかないといけないことだと僕は思っています。
自分の責任において、自分の考えで、自分の仕事として、キッチリと責任を果たす。
ひとつ僕が、絶対にやらないと決めていることがあって、それは、
引き継ぐ先からの指示を受けて、そのとおりにこなして引き継ぐ
ということです。
そこにはなにも、自分たちの意思、がないし、自分たちの考え、自分たちの思い、がこもってない。
自分のやることが、全体の中のひとつのパーツであったとしても、
自分はこう考える
という気概をもって、任されたそのパーツを最高のものにする。
人から言われたから、とか、そう指示されたから、とか、そういうことではなく、自分の仕事として、自らの意思で、取り組みたいですね。
以上でーす。