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少年野球選手が冬トレ期間に気を付けておきたいこと

12月に入り、高校野球は対外試合禁止の期間に入りました。
この期間になると、学童野球や中学野球でも、そろそろ試合をすることは少なくなり、だんだんと、いわゆる冬トレ期間へと移行して行くのではないでしょうか。
冬トレ期間になると、少なくないチームでやり出すのが、

しっかり身体をいじめる

ということだと思います。
でも僕は、ちょっとこの、冬トレ=身体をいじめる、ということには疑問を持っています。


▼ 冬トレ期間に起きていること

この時期になると、学童野球チームなどでよくやられるのが、

駅伝大会とかマラソン大会

ですね。
で、その駅伝大会やマラソン大会に向けて、野球の練習日に選手が集まっても、とにかく各自で長距離を走るのが練習になってる、みたいなことも珍しくありません。
また、僕はよく海岸沿いを走ったりするのですが、多くのチームが、砂浜で走ったり、おんぶしたりということをやってるのを見かけるのもこの時期です。

こんな感じで、野球チームでありながら、ボールやバットを扱うことなく、とにかく、走るとか筋トレとか、そういうことをやるんですね。
しかも、学童野球なんかだと、わざわざ週末の休みの日に、選手が集まって、そして、各々自分のペースで走る、とかいうことをやってます。
それを指導者さんたちは、眺めていて、たまに「もっとペース上げろ!」なんて言ったりして。

こういうことが、冬トレ期間に起きていることが、少なくないと思います。


▼ 野球選手は野球選手

僕は、野球選手は野球選手だと思っているので、やっぱり冬トレ期間であっても、ボールとバットは扱う方が良いと思っています。
少なくとも、せっかく選手が集まっているなら、各々自分のペースで走る、とか、各々が筋トレする、とか、そういうことは、各選手が自主練として、各自でやる方が効率としても良いと思うのです。

僕はむしろ、冬トレ期間は、徹底的に野球に向き合う時期にした方が良いと思っています。

バッティングやピッチングのメカニクスを学ぶとか、野球の動きに関する筋肉や関節の動きや関わり方を勉強するとか、守備のフォーメーションを勉強するとか、そういうことをやると良いと思うし、シーズンを振り返って、自分の課題を洗い出し、その対策を考えるということも、とても大切なやった方が良いことだと思います。

身体を鍛えることも良いかもしれませんが、僕はそれよりも、基礎、基本を徹底的に繰り返したり、勉強して野球脳を鍛える期間にした方が良いと思うのです。

学童野球選手や中学野球選手で、もしも、チームが、冬トレ期間に、身体を徹底的にいじめる!ということをやっているのだとしたら、自主練では、努めて

ボール、バットを扱う

基礎、基本を繰り返して身に付ける

「野球」の勉強をして野球脳を鍛える

ということをやると良いと思います。


以上でーす。

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