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足のトラブル対策

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結願を妨げる大きな原因の一つ、足のトラブルに関してのnoteをまとめました
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#行程

#007 霧雨の平林寺 2020年6月24日

身体の放熱と霧雨の冷たさが相殺し、何処までも歩いていけそうな気がする。 肩と胸、腹で支持する軽量リュックの具合いを確かめ、目を保護するサングラスを掛ける。妻からは怖いと評判が悪い。 足裏と小指にテーピングをし、21kmを歩いたが、そろそろゴールとなる。 装備や事前準備で歩行状況は異なることを体感できた。 毎日30km歩ける身体をつくる。

#030 靴擦れの失敗を糧に新たな挑戦 2020年8月9日

西武秩父線「吾野」駅に下車。 飯能市「高山不動尊常楽院」を経由し、関八州見晴台、 奥武蔵グリーンラインから林道梅本線に入り、越生市の「龍穏寺」へ抜ける。 そこから越生七福神めぐりのハイキングコースへ流れ、指定の逆回りで下りを楽しむ予定。 今日は、全長27km・高低差500m。ザック重量は飲料水と不用品を積み7kgにした。 四国霊場八十八ヶ所巡礼拝歩き旅を60日間以内で通し打ちするためには、1日30km高低差500mの歩行に身体を順応させる必要がある。 以前は靴擦れで

#084 身体一つ単独で自分の限界に挑む 2020年9月22日

2日間連続平地徒歩41kmで脚にマメも違和感もない。整腸剤で胃腸の状態も良好。お洗濯はちゃんと畳み、慣れないパッキングの忘れ物もない。 自宅は安心感に溢れ、つい蔑ろにすることも、長距離徒歩や登山の独り旅では徹底管理しなければやれない。 今日は登り降りを繰り返す標高700m12番焼山寺を目指し、納経後に下山し24kmコース。 練習で登った男体山は標高差1,200m8kmコースだった。標高差には耐えられるはず。 長距離は越生の山で25kmを歩き、激しい靴擦れを招いた。

#086 難所焼山寺みち 2020年9月22日

  お四国八十八ヶ所霊場巡礼 独りお遍路1,200km通し打ち 3日目。 11番藤井寺本堂左の「焼山寺みち」入口から入り、12番焼山寺を打ち、13番大日寺との中間の遍路宿で足を休める。 行動予定では24km10時間を計画していたが、途中道を間違え3kmのバツが与えられ、合計27kmとなり行動時間は9時間45分となった。(合計68km行動時間24時間30分) お遍路を計画する時、自分の実力が全く分かっていなかった。 1日何km歩けるんだろう?山は登れるのかなぁ?といっ

#089 起きて最初にすることは足のチェックとメンテナンス 2020年9月23日

夜明け直前、虫の鳴く声が聴こえる。 旧へんろ道を歩いていた時には聞こえなかった音だ。 今日は旧へんろ道はごく一部主にアスファルト舗装を徳島駅周辺市街地の宿までほぼフラットな道のりを約25km歩く。 起床時間は出発前1.5時間前にしている。 最初にすることは足のチェックとメンテナンス足の皮膚を保護するクリーム(プロテクトJ1)を踵周辺部に塗るが、乾燥するまで靴下を履けないので、実質的に腹筋内部の体幹トレーニングをすることになる。 それをしても時間は余る。 しかし装備の

#109 お遍路小屋に助けられる 2020年9月26日

密着する8kgの荷物を身体から離し腰を下ろしたい。靴を脱ぎ靴内の湿度を開放しなければ、マメができてしまう。 お遍路は8割がオンロードと言われる。 車が走り、民家が立ち並ぶところでは腰を下ろすのも憚られる。 そんな時に突如として現れるお遍路小屋。これは宝くじの助成金で建築されたものですが、徳島県で僕が歩いたところにある小屋は、地域の方々や有志の方々が志しで建築されたものが多かった。 お遍路を世界遺産にし、次の世代へ繋がねばと思う気持ちが、歩くと伝わってくる。腰を下ろせる

#147 夜明け前の星空を眺めながら 2020年10月6日

弘法大師は三十六番青龍寺を創建する際、浦ノ内湾を舟で渡ったと聞く。 その名残りから、歩き遍路は巡航船に乗り、浦ノ内の風光明媚な景観を眺めて欲しいと推奨されているようだ。 今日は多ノ郷駅まで足を伸ばしたい。 巡航船に乗れば23kmなので手頃な距離。ダメなら36kmと、かなりしんどい1日になる。 この巡航船は1日3本。乗れなかった場合は4時間45分待ち 笑 数日前から、両足親指腹の感覚が鈍くなっている。親指で蹴り上げ歩き続けるからだろうか。初めて味わう感覚。 夜明け前