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「初めての人生の歩き方――毎晩彼女にラブレターを」(有原ときみとぼくの日記) 第268話:お買い物らぷそでぃ。

「今後のことなんかは、ぐっすりと眠り忘れてしまうことだ」シェイクスピア


 ぐっすり眠った午後前に目を覚まして、寝ぼけまなこでカレーを食べる。外は雨。横殴りの雨が街を覆っている。

「今日はどうする?」
「どうしようか」

 のんびりと食べた後、買い物に行くことに。
 それまでにぼくは日課のブログ投稿などを終えて、三人で買い物へ。

 ホームセンターとスーパーをじっくりと回ること数時間。

「やばい、なんかすごく楽しいんだけど」

 以前はただしんどいだけだった。
 それが今日はものすごく楽しかった。
 きっとそれは心持ちが変わったからだとぼくは思っている。

 時間は有限だ。
 だからこそ本来の目的を考える。

 雨が止んだ。
 緑の匂いが漂ってくる。

 彼女のお父さんがコタツを持ってきてくれた。
 ぼくはお礼を伝える。
 娘がお父さんに抱きつく。
 彼女がそれを見て笑っている。

 出費に対しての幸福度は値段でも量でもなく、それは少し先の未来がイメージできるかどうかだと思う。

 みんなで買ったものをみんなで使う。
 そのために時間を使う。
 人生はその瞬間の連続かもしれない。

 スーパーで買ってきた半額のお寿司を食べながら、ぼくたちは笑う。

一生懸命買い物をしているきみも、

一生懸命片づけをしているきみも、

その一つ一つの動作がかわいくて、

ぼくはきみのことを好きになってよかったと思うんだ。

いつもありがとう。

愛してるよ。

初めての人生、ぼくはなぜ地図なナビがないのかが不思議だった。

だから不幸だと思っていた。

でもよく考えたら、

迷子になるから旅は面白いんだ。

人生もきっとい一緒だ。

今日もありがとう。

今年も、残り83日。

またね。

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