「初めての人生の歩き方。――毎晩きみにラブレターを」第438話:初めての吉野の桜。
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☆初めての人生の歩き方
今年も残り、271日。
初めての人生、初めて行く景色は、その場所の風景より、誰と行ったか、どんなことが起きたかで思い出の質は変わる。
どんなに名所でも、世界遺産でも、嫌になる要素と、いい思い出になる要素は紙一重で、だから人はできるだけ、模索する。
僕は今日、初めて吉野の桜を見てきた。
初めての経験は、今までにない思い出を作って、だから人は成長する。
挑戦と、継続。
そして、ときに起こる挫折が、人生の糧になる。
今日、娘が何度目かのプールのテストでまた落ちた。
「もう辞めたい」
その言葉の真意が、どうかきみの成長に繋がりますように。
今日もありがとう。
またね。
今日、僕は一人で夜桜を見に大阪城公園に行ってきたのだけど、孤独の中、胸の奥ではモヤモヤが広がって、少しだけ病みそうになったけど、人生は案外、孤独だと思う。
★きみにラブレター
山の便りお知らせいたします。
桜は八重がまだ咲き誇っています。
梶井基次郎
(かじい もとじろう、1901年(明治34年)2月17日-1932年(昭和7年)3月24日)日本の小説家。
梶井基次郎が川端康成に送った手紙は、生きるための希望と死への恐怖を纏う美しさがあるように思う。
人は死ぬ。
だから一生懸命生きる。
それが美しいのです。
きみは、今日、桜に囲まれて、遠くを見つめて。
そのまなざし。
それは、とても美しかった。
もっと、一緒に生きていきたい。
心から愛を込めて。
△今日の名言
いい日とは自分にありがとうを言える日
斎藤一人
(さいとう ひとり、1948年8月3日-)日本の実業家。「銀座まるかん」の創業者。1993年から12年連続、長者番付10位以内。
自分に「ありがとう」と、言うだけで、その日の一日がすてきな日になる。
あしがとうは魔法の言葉。
感謝が例えこもっていなくても、
ありがとう、
とボソッとつぶやくだけで、
あなたの深層心理にその言葉は届くんです。
「ありがとう」
まずは言ってみてね。
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〇2021年4月3日(土)の日記
今日は一日がてんこ盛りだった。だからちょっとダイジェスト気味に書こうと思っています。
朝、彼女と娘と一緒に僕が働いているスイミングに。春の短期教室。クロールが泳げない娘は、三日間ここで練習をしていた。そして今日はテスト。僕はもともと休みだったけど、無理を言って入水することに。まじかで見る娘の練習。そしてテスト。結果は不合格。「なんで途中で立ったの?」と聞くとだんまり。ここ数ヵ月、ずっとこのやり取りをしていて、彼女も僕もちょっと腹が立って来ていた。別に不合格はいい。だけど、途中で立つそのあきらめの速さと根性のなさと甘ったれなところがむかつくのだ。「もう辞めるか?」と夜になってから聞くと、「辞めたい」といった。「分かった。ただ一つ言っておくけど、現実はスイッチのアツモリとは違うからな。いくらゲームの中で楽しくしていても、現実に帰るとなにもできない自分がいるだけ。これからの長い人生、どう生きたいのか、よく考えなさい」的なことを言って、そして娘は寝た。
本当はスイミングを続けて欲しかったけど、本人次第。それも本人の人生。悔しいけど、好きにさせるしかない。
スイミングが終わってから、そのまま人生で初の吉野の桜を見に。その前に丸亀製麺で春限定の「あさりうどん」を食べたのだけど、それがもう美味しくて美味しくて。
阿倍野橋から特急に乗って山へ。桜の感想もさることながら、すごい何院組と出会ったので書き残しておく。
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