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カドブンで最初の1文だけ読んで好みの本を選ぶ
書店や図書館で1つの本棚を対象に最初の1文だけを読み続けたい。目的なんかない。ただおもしろそうだからやってみたい。どうせやるならデータベースを作り、将来ボクが小説を書くときに、「そういえば好きな小説の書き出しには共通点があるから、ボクの小説にもその要素を取り入れればきっと好きな小説になる」と考えられたら最高だ。週末、図書館へ行ったときにしてみようと書くのは誰でも書けるけど、便利な世の中になったおかげで、「試し読み」とググれば、今すぐ最初の1文を簡単に読むことができた。小説だけじゃなく、いろんなジャンルの本が掲載されていたので、順番にいくつか紹介したい。
2020年3月10日、昼どき。
男が女を犯せぬ国があるという。
どこへ行ってもいい、なにをしてもいい。
潮の匂いがする。
春だというのに、季節外れの長雨が続いていた。
「あの、好きです。」
あっという間に6作品の最初の1文を読み終わったわけだが、もし手元に本があればボクは5つ目に紹介した「春だというのに〜」で始まる小説を読み進めるだろう。冒頭で表現された違和感が今後の物語へ誘うようで好奇心が刺激される。タイトルを読むと、自分が望まない場所での生活を強いられるような話なのかなとか、ボクが苦手なジャンルの気配がするなあと思いうけれど、雨じゃなくて長雨という言葉のチョイスと、これから迎える春への期待を胸にページをめくってみたいと思った。とりあえずAmazonのリンクを貼っておく。
ここまでするなら、You読んじゃいないよと叫び出したい人もいるかもしれない。ボクもできるならそうしたいけど、今ボクの机の上には読みたい本が20冊以上積まれている。好きな本が多くて、何度も読むせいで、机の上から本が減らないのだ。嬉しい悩みであるが、今月中に整理しよう。今回紹介した本は、カドブンというホームページに掲載されている。最初の1文に惹かれて続きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。
今日の好きな歌詞
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
沢尻エリカが主演のドラマをリアルタイムで観ていた。内容はほとんど覚えていないが、母がよく号泣していたから、そういうストーリーだったんだと思う。1リットルの涙と検索したら、「難病と闘い続ける少女亜也の日記」という本が表示されて、視界が滲んだ。MVの堀北真希を観て、大学時代の後輩のことを思い出した。元気にしてるだろうか。
この曲は彼女とカラオケに行ったときは毎回歌っていたから思い入れもある。ラストの「ラーラララー♪・・・」を歌ったことはほとんどない。そこにオリジナルの詩をのせて歌うようなことをしていたら、また違った人生を歩んでいたかもしれないし、何も変わることなく今を迎えているかもしれない。もう1年くらいカラオケに行ってないから、そろそろ歌いに行きたい。
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