写真エッセイ〜2023年3月〜
家でnoteを書くときは、Spotifyで適当な音楽を聴いていることが多い。インストゥルメンタルの中から、Peaceful Pianoといういかにも幸せになりそうなプレイリストを選択した日は、今日もいい1日だったと思えるから不思議だ。
1ヶ月先のことが見えないかと思えば、明日どうなっているのか分からない状態にもなった。こんなことを考えていると不思議なもので、Peacefulだったメロディーにもシリアスな雰囲気が漂い始めた。感情は、人はもちろんのこと、Spotifyのアルゴリズムにまで影響しているかもしれないという仮説が活かされることはあるのだろうか。気になったことに都度問い掛けていると、自分でも億劫に感じることもあるが、そのお陰で毎日に小さな刺激が生まれている。今日は何もおもしろいことがなかったではなく、自分からおもしろいものを見つける意思が大切だ。感度を上げていれば、道路で蟻が歩いているのを見つけただけで面白くなる。
蟻に心配してもらえる人間が、蟻さんのことを気にしないのは礼儀としていかがなものか。新任課長がお花見の場所取りのために、午後休を取得して桜の木で待つ文化は今もあるらしい。ブルーシートの下には、一体何匹の蟻さんがお花見の邪魔をされて悲しんでいるのだろうか。
ボク達は自然の声にもっと耳を傾ける必要がある。自分のことで一杯一杯の3月だったから、来月からはいろんな生き物の立場になって世界を見ていきたいと思う。
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写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!