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14年ぶりの福岡国際マラソン 過去4レースのデータ比較

2024年12月1日12時10分。
福岡国際マラソンを走りました。
今回スタートラインに立てたのはいつも支えてくれるみなさんのおかげです。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
結果は37Kすぎに止められてDNFとなりました。
原因追求の為、過去4レースを比較して自己分析しました。
失速の原因はおそらく「脱水症状」と考えられます。

【比較】
直近過去4レースのガーミンデータを比較。
比較レースは福岡、ボストン、東京、台北です。
気象条件やコースが違うので正確な比較にはならないと思いますが・・・。
ラップタイムなどデータを手書きでまとめたものがこちらです。

これだけだと原因の特定ができず・・・。
ガーミンのペース、心拍数のグラフ画像を福岡、ボストン、東京、台北の順に並べます。

福岡
ボストン
東京
台北

走り始め、緩やかに心拍数が上がるのが一般的だと思いますが福岡国際のときだけ、スタート後、約10分間程度180bpm手前まで上がっています。
そこだけ抜粋したのが下の画像。

【推測】
周りの雰囲気にのまれ冷静さを欠いていたこと、スタートまでのタイムスケジュール、動線を事前に十分確認しシュミレーションしなかった事が原因。
緊張する場だと汗かく事があると思います。
それを緊張性発汗というそうです。
今回は緊張性発汗に加え、気温が15℃。
日向の体感温度はもう少し高かったと思います。
発汗増加で体内水分量低下
→給水量少なく、血流不良、電解質バランス崩れる
→体が動かず立て直しができない
という流れだと思います。
6Kあたりから差し込み(軽い腹痛)、20Kあたりから脚が思うように動かなくなりました。
今回、給水をとったポイントは明確に覚えていませんが5,13,20,26,33Kあたりだったかと。
ジェルは13,26Kで取りました。
調べたら効果を発揮するまでジェルは30分程度、水分は20分程度かかるようです。
ちなみに東京マラソンのときは10Kから両脚に張りが出ましたが気温が7℃と低かった為、発汗が少なく電解質のバランスが保たれキツくなっても立て直しができていたと考えられます。
フルマラソンは「冷静に走る事」が1番大事だと考えています。
普段と同じような食事や生活リズムで臨むとレース中トラブルがあったりキツくなっても冷静に対処することで失速を抑えられると考えています。
今回の結果は悔しいですが原因がある程度わかり対策も見えてきました。
【対策】
・スタートまでのタイムスケジュールをよく確認し、行動パターンをシュミレーションして冷静に対応する
・スタート前、落ち着かせるため深呼吸をして心拍数確認
(ランニング中は胸式呼吸になると思うのでスタート前に腹式呼吸による呼吸で心拍の安定化、肺への負担軽減)
・気温、風向をよく確認し最適なギアを着用
・吸収時間を考慮した水分、エネルギー補給

今回の結果、"事実"は変えられません。
ただそこから学んで次に活かす事はできます。
練習はしっかりやりました。
それも"事実"です。

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