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その可能性はすでに考えた (講談社文庫)



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表紙がすごい話とマッチしてるんだよね↑

特設サイトがあった↑


あらすじ

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。
唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは?
探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。
論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。

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感想

フーリン、なんだかんだ探偵に甘い(笑)
ゴリゴリの闇社会の人間なのにそんなギャップがあるフーリン可愛すぎる。
上苙を擁護するために、会話引き延ばしたりね。
金持ってて、頼もしくて、強くて(肉体的にも精神的にも)、優しい、とか相棒に持ってこい過ぎる。
相棒はフーリンしか出来ないね!
上苙のあれこれも、わりと付き合いのあった聯くんよりも知ってたりするし。
上苙にとって、事情を色々知ってて安心出来る相手だよねフーリンは。
ちょっとコワイ人ではあるけれど…(笑)
リーシーと上苙のデートを後ろから見てたときにイラついたのは嫉妬だよ、フーリン!
ほんとフーリンかわいい。

上笠といえば、超マザコンはほんとだったんだな。
といっても、経緯を知ったらそうならざるを得なかったのかなと。
ただ、枢機卿は何故自ら進んで上苙にちょっかいを出すのかな?
上苙の母親と実は親しい間柄にあったのか?
奇蹟のことについても、母親から枢機卿はなにか頼まれてたりしそうだなと。
勘繰りすぎかな?
上苙の父親についても今回はほとんど情報無かったし、気になるな。

聯くん、フーリンとの出会いも端折られてたからその辺が読みたい。
シリーズものなはずだから次巻が文庫化するまで待とう。

読了日:2018/03/22 🌟🌟🌟


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