真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫
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あらすじ
感想
今回は、なかなか目まぐるしい展開だった色々と。
希実の従姉妹の沙耶の登場から、この子について色々と話が進んでいく中で、暮林さんの休業、ソフィアの恋、母律子の行方、と色々と事が起こる巻だったな。
沙耶の家族事情も結構複雑だったから、希実に対して昔ああだったんだな。
祖父母があんな厳しいのに母親が不倫してるなんてな・・・。そりゃ、家出て男と駆け落ちもするわな。
村上少年との出会いは沙耶にとって良かったな。あんだけ愛されればこれから沙耶は強く生きていける。
安田さんには吃驚した(笑)
刑事と分かってから今までの沙耶の恋人役買って出たり、希実の母の捜索手伝ったりと、突飛な行動も納得出来たけど、まさかソフィアさんにガチ惚れしてたとは。
祭の告白で本人も吃驚してしまうくらい自然と好きになっちゃってたんだね。ソフィアさんとうまくいくといいな。
お店の夜の営業についての理由が明らかになった。
希実のためだったんだね、美和子さん。凄く泣きそうになった。
希実の記憶喪失とも絡まってていっきに謎が明らかになった。
律子さんが帰ってこない夜、希実がちょくちょく会いに来るから、もしパン屋さん開いてもそのときも希実が夜に来れるようにって・・・。
希実の記憶喪失って、律子さんの美和子さんへの嫉妬というか対抗心のせいだったんだな。
美和子さんに懐いて自分から離れていってしまうのが怖かったんだよなきっと。だから、美和子さんと自分のどっちか選べって追い詰めちゃったんだよな。それは結果的に、希実の精神に大ダメージを与えて記憶を失うことになったんだけど。
辛すぎる体験からくる記憶喪失って前にあのヤブ医者が言ってたが、これはほんと辛い体験だな。
弘基さ、希実のこと好きだよね。
美和子さんの置き土産だから守り抜きたいって言ってるけど、最後のあのシーン、あれはもうそういうこと除いても希実のこと大切に思ってるからだよな。
いよいよ次巻では希実が母親に会いに行く。終わりが近いかな。
読了日:2013/10/06 🌟🌟🌟🌟
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