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ムーの少年



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これ文庫化も電子化もされてないね…?


あらすじ

「先生、僕のお話ホントにホントに聞きたいですか?だからつまり、つまりそうなんです、この屋上にひっそり忍び込んだ僕が、いまこうして先生と遭遇しちゃったみたいに、あの日の弓子さんも気づけばすぐ後ろに佇んでたんです。ごごご、ゴルゴ13なら殴り倒してたところですよね、アハハハ…」

でも僕は弓子さんを殴り倒さず恋をした。14歳の初恋だった。
しかし彼女は夢見がちな人だった。魔法使いだったのだ。
もはや、虚構の世界の妄想に精神を飲み込まれた彼女を救えるのは、雑誌『ムー』を愛読し、日々オカルトを実践している僕しかいない!
ねぇ、フォボス…もしかしたら僕、ガールフレンドができたのかもしれないよ…。

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感想

凄くファンタジックな話だった。
冒頭から急展開で話を飲み込むのが大変だった。
あの後も話についてくのがちょっと大変だったかな。

弓子さんが本物の魔法使いだった件には相当驚いた。
まさか本物だったとは(笑)
中学生特有の厨二病な女の子と男の子の話かと思ったら普通にファンタジーだった。
種蒔き師が結局どういった存在だったのかもう少し明確に描いてほしかったかな。
最後の種蒔き師の人に、中島くんがお父さんって言ってたがあれは一体…?

最後の弓子さんとのお別れがちょっと切なかったな。
さようなら。か…。
あの2人はきっとまた仲良くなれるような気がする。


読了日:2012/08/02 🌟🌟🌟



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