首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠
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あらすじ
感想
クローヴィスの復活、ガイの新主人がセシル、親方の妹カルラとの出会い、エルマー家の毒の精製、ガイの新主人カルラなどなど色々あった巻。
まずはクローヴィスの復活!
前の傲慢な態度が嘘のように沈んで自己嫌悪と罪悪感塗れの態度になってて、とても驚いた。
心が折れちゃったもんな前ので。
シャーロットに対して謙虚で真摯、過去の自分を戒めた態度。
根本は真面目で誠実で、誰より家族を思ってるだけに相当堪えたんだなほんと。
レイフォードは狩りは苦手と言ってたが、どの程度の苦手なのか。
なんでも完璧にこなすレイフォードに苦手なものもあるのかとちょっと微笑ましくなったが、程度が分からないから気になるところ。
親方の妹がさっそく出てくるとは思わなかった。
魔女だったのか。しかも、シャーロット達が追っている薬石に絡んでて、しかも毒の精製をエルマー家に強いられてたとか衝撃の連続だった。
やはりシャーロットの母親殺しの元はエルマー家だったか。
しかし、ガイがカルラの護衛役になるとはなぁ。
アルベルトみたく何かを守りながら戦うとは考えられなかった彼だけに、まさかの展開。
エルマー家はやはり王の目の密偵としてセシルを送り込んでたかなこれは。
色々と情報が筒抜けになってるな。
シャーロットとの婚姻は最早脅迫とも取れるよな。
婚姻を断れば、向こうは改造に改造を重ねた人造オーガで責め入れるし。
婚姻を結べば最悪の事態は避けられる。
なんか追い込まれてきてるな。
ガイとアルベルトの一瞬の共闘には滾った。
旧知の二人がまた一緒に戦うとは。
しかし、アルベルトが倒れたときはどうなるかと思ったわ。
シャーロットと一緒にハラハラした。
これからどうなっていくのか。
読了日:2013/08/07 🌟🌟🌟🌟
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