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たわいもない日常

朝のルーティンをおえてこたつに入って熱めのお茶をのんでいる。

死ぬまでに、特別な旅をしたいとか
死ぬまでにこれだけはやっておきたいだとか
そんなことを少し前までは考えていたのだ。


が、しかし 最近は日々の日課をこなしながら、たわいもない会話でクスッとしたり
なんてことない日常がここちよく、日々のルーティンを続けている途中に静かに死ねたらいいなぁと思うようになった。


歳を重ねたからか?
生きていると、病気になったり事故にあったり予期せぬ出来事はあるけれど、その中でも出来る限り自分の出来ることを無意識みたいな軽さで続けていきたい


そんな風に思いながら、おいしい卵の自販機までの散歩道
いつもと路地を変えてみたら、お寺の鐘が見えてきた。
こんなところにお寺があったなんて知らなかったなぁ
と、ふと、お寺の掲示板をみてみたらこんな言葉が…


今までは人のことだと思ふたに
俺が死ぬとはこいつはたまらん

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