「なんか違ったわ。」が教えてくれる
最近、「なんか違ったわ。」ってことが多い。
仕事帰りのスーパーで、美味しそうだなあと思って新発売のアイスを買って帰る。食べてみたら思ってた味となんか違う。
手軽でいいわあと思って、買ったことがなかったけどコンビニでお惣菜を買って帰る。思ってたんとなんか違う。思ってたより美味しくない。
最近一人暮らしを始めたことによって、決まり切った行動範囲や選択範囲から抜け出すようになっている。
それが原因でいままで触れてこなかった事柄に触れるようになって、それに比例するように「なんか違ったわ」と思う回数も増えている。
自分の直感や感覚って思ってたより当たらない。
「美味しそう」って思ったものが美味しくないことも多いし、「楽しそう」って思ったものが楽しくないことも多い。25年間培ってきた感覚や直感も、新規性の前では役に立たない。
まあでも、「なんか違った」瞬間は萎えるけれど、「なんか違った」から学べるから別にいいかなと思っている。
それより大事だと思ったのは、何事も外の世界に出してみないと「なんか違った」すら感じられないということだ
「このアイス美味しそうだな」と思って実際に買ってみないと「なんか違った」とは思えないし、一回コンビニのお惣菜も食べてみるかと買ってみないと「なんか違う」ことに気づけなかった。
頭に浮かんだ考えを実行してみて初めてそれが正解だったのか間違いだったのかわかる。
だから買い物という小さいことはもちろんなんだけど、例えば上司への提案とか、好きな人への告白とか、そういうものもとりあえず頭の中でうずうずしてるならとりあえず出してみれば?と思った。出してみないことには分からないし
出してみて、そこに「なんか違う」って感覚や、批判や、拒絶があったとしたら、その瞬間はへこむかもしれないけれど、得られるものは出さないよりは大きいんじゃないかと思う
頭の中でぐるぐるさせておくことにあまりメリットはなくて、
だからとりあえずこの記事も出してみた。