【息子の中学ゆる受体験⑥】小6の4月 首都圏模試の合判模試結果は
向こう1年の計画を立てて、自宅学習で臨み始めた中学受験。
小6にあがってすぐの4月中旬に首都圏模試があったため
まずはここに狙いを定めて偏差値をあげたいと思っていましたが…
4月の首都圏模試の結果。ちょっとは上がっていてほしかったけど…
4月の首都圏模試の結果が返ってきました。4科目で偏差値36。
このままではいけないと、1か月間じたばたしてみたものの、正直、前回の4科目34とあまり変わらない結果でした。
原因を振り返ってみると、大きく2つのポイントが浮かび上がりました。
1.勉強時間が足りなかった
息子の生活は、習い事と学校の宿題であっという間に一日が過ぎてしまう日々。
塾の宿題をこなす時間は、夜遅くになってようやく確保できる程度でした。当然、集中力も続きません。
この時間に詰め込みを試みるものの、結果として浅く広く手をつけただけの勉強になっていました。
2.理科と社会がやっぱり苦手
息子はもともと理科と社会が得意ではありませんでした。
理科に関しては、「どっちが強い?」シリーズの学習漫画が好きで、動物には詳しいものの、天文や化学、物理はほぼスルー状態。
社会は白地図パズルアプリで日本の都道府県を覚えたものの、具体的な産業や地形との関連性は理解しておらず…。
たとえば、「扇状地では果樹園が多い理由は?」と聞いても、答えは出てこない感じです。(答えは「水はけが良いから」かな)。
これでは、理社で得点を伸ばすのはかなり厳しい。
実際は、暗記科目と言われている理社も「なぜ?」を理解することが大切です。「こういう仕組みだから、こうなるよね」とシナプスがつながって初めて記憶に定着します。でも、それには時間がかかるもの。日々の観察や興味から深めていく過程が欠かせないんですよね。
以前通っていた塾Kで理社をカバーしていたのですが、彼の中の定着には至らず、内容はすっかり忘れ去られてしまったようでした。
2科目(算&国)に絞ることを決断
射程に入れていた学校の多くが2科目受験を採用していたこともあり
ここで思い切って算数と国語の2科目に絞る決断をしました。
この選択に至るまで、私の中では「バランスよく4科目を勉強すべき」という葛藤もありましたが、現実的には息子が追いつける内容をしっかり固める方が得策だと判断したのです。
算数と国語なら、少なくとも「点数を取れる手応えがある」と感じられる部分がありました。(まだ全然中受の範囲をやれていなかったため)
これを伸ばす方が、息子にとってもモチベーションが上がるだろうと信じて。
2科目に集中することで、「量より質」を重視した勉強に切り替えるスタートラインに立ったのです。4月下旬の決断で……遅いけど!
……続く