人生這いあがって幸せを掴んだ強い女性の物語。
こんにちは!JUINOです。自粛が長引いたり、なかなか動きたいように動けない今、私は旅がしたくてたまりません(笑)そこで昨年の旅を振り返っていると、シェアしたいストーリーがいくつか蘇ってきたのでここに書きます🥳
第0章 プロローグ
第1章 今回の主人公、シンシアのプロフィール
第2章 彼女の人生物語と、メッセージ
最終章 エピローグ
第0章 プロローグ
私は色んな人の価値観や、人生のお話を聞くのが好きです。特に、普段の生活で出会うはずのない「旅で出会う人たち」の人生の物語に心踊らされてきました。🌝
そこで、私がカナダ 放浪旅で出会い、素敵だなあと思った人たちの人生の一部を紹介していきます!!🇨🇦
第1章 今回の主人公、シンシアのプロフィール
・彼女との出会い→WORKAWAYという、ボランティアを探せるアプリにて
・シンシアの性格→とにかく、強い!たくましい腕に大きな声。(笑った時の声量をデシベルで測ると、おそらくヘリコプターに値する。)
そして、温かい心の持ち主。
彼女が共に暮らしている動物の中でも、お気に入りの仔牛ローラに対しては、オクターブ高い声で話しかける。
・彼女が育てている動物→30匹ほどの羊とラマ、一匹の童顔のアルパカ、仔牛のローラ、犬ぞりの野生犬二匹、ペットの犬三匹、ニワトリ40羽?ぐらい(数えきれない。笑)、黒色の大きい馬一匹。とにかくたくさん!!!
・彼女の一日の生活→朝30分~40分ほどかけて動物たちに餌をあげる。⇒トラックの荷台に積んだタンクに生活用の水を汲みに行く⇒動物の餌を確保するため、街のスーパーの廃棄食材をもらいにいく⇒帰ってきて、もらった食材の仕分け⇒育てている鶏の卵を販売しにいく⇒夕方の餌やりタイム⇒夕飯を作ってボランティアたちとともに食べる。⇒特大マンゴーアイスを味わってから就寝。🌚
もちろん、廃棄食材をもらいに街まで行くのは毎日ではないし、これはあくまで一番忙しい日の行程だが、とにかくシンシアは常に働いていた!
・そこで住むにあたってのルール→シャワーのタイミングは髪がギシギシし始めた時。3,4日に一回程度(←非常にクレイジー🤪笑)シャワーに長い間打たれてはいけない。洗い物は溜まってから。(←できる限りの水節約のため)マンゴーアイスは食べ放題。ユーコンビールで乾杯(めっちゃおいしい。)
第2章 彼女の人生物語と、メッセージ
ある日の夜、食卓でユーコンビールを飲みながら向き合って話をしていたとき、シンシアは彼女の人生を話し始めた。
「私はね、小さい頃にお父さんが借金をしたせいで、五年ほど路上でホームレス生活をしていたの。それでも必死で生きる知識をつけて山奥で自給自足の生活をし、沼から這い上がったの。だから、『私は生きる力をもっている。』と自信を持って言えるわ。そして夫と出会い、この家を二人で作り上げて、幸せな生活を手に入れたの。でも、そんな夫が癌になって突然亡くなってしまった。『私は不幸なのかもしれない』と本気で考えたこともあった。だけど今、大好きな動物に囲まれ、こうやってボランティアとの新しい出会いもあり、幸せに暮らしているわ。私が言いたいことはね、ゆいの。人生はそう簡単じゃないのよ。いや、簡単だと面白くないの。だから、あえて苦労するところに飛び込むことは大事だと思うのよ。あなたがこうやって一人で旅をしている事は本当に良い事だと思う。だからゆいのには、その上で色んな苦労や経験を重ね、本物の幸せを手に入れてほしい。」
最終章 エピローグ
私は彼女の人生を聞き、メッセージを受け取り、強い人間になろう、と決めました。
「物語」の力はすごいなあ、と感じます。
人生物語といっても、その人の全てを知り、語る尽くすことはもちろん出来ません。
だけど、なにか相手にメッセージを伝えたい時、彼女のように人生の一部と共にメッセージを伝えることによって、より説得力を持たせますよね。🌱
私は、彼女の腕がなぜ、そんなにもたくましいのかを理解した時、胸が熱くなりました。どんなに大変でも、愛する動物のために重たい水をくみ、大量の餌を担いで与え、たくさん撫でる。それが彼女にとっての幸せ。
愛で大きくなった腕と声が、彼女のホンモノの幸せを象徴していました。
自由に選択をして行動することができる人間って、1000人いると1000通りの生き方、幸せの感じ方がある。これを彼女から学びました。📚
自由に選択でき、行動することができる環境にいる私たちは、なんとなく生きていくのではなく、自分なりの幸せな生き方を追求して、実現していかなければならない。これは人間にとっての、一つの義務なのかもしれませんね🧚🏻♀️✨
最後まで読んでいただきありがとうございます!これは私のエッセイであり、日記のようなものでしたが、皆さんの心が何かを感じるきっかけになっていれば嬉しいです😃
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?