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育休復帰後3ヶ月。小さなストレスを可視化+たった一つの大事な対処方法

こんにちは!にーおか@Yuidyy_spkです。
4月15日に半年間の産育休から復活して、早くも3ヶ月目に突入しました!!

あっという間過ぎる。。。


みなさんは「育休から復職」ってしたことありますか?
私は、元いた職場に戻るという意味での復職は今回が初めてでした。
前回は、育休明けと同時に北海道への移住が決まり、
新しい職場探しに奮闘→転職。という形だったので、
今回が初めての「復職」でした。

大好きな「仕事」をするという楽しいことをしている一方で、「今までとは違う」ことでどうしても小さなストレスが積もりがちなのも、育休明けならではだと思っています。

今日は、多くの「働くお母さん」のキャリア面談を担当した経験と、「働きたいお母さん」向けの託児付きコワーキングスペースを運営した経験(+育休から復帰したばかりの自分の体験)から、育休復帰後直面しがちな小さなモヤモヤ(ストレス)について書いていきたいと思います。

このnoteは誰に見て欲しい?
・これから産休・育休からの復職を控えている人
・同僚が産休・育休からの復職をする予定の人
・パートナーが産休・育休からの復職をする予定の人

このnoteを読むことで
・「そうか、これもストレスだったのかも」と気づくきっかけになってくれたら嬉しい
・パートナーが「ここにストレス感じてるのかも」と、話し合いの時の参考になったら嬉しい
・復職前にパートナーと話し合いをする際の何か力になれたら嬉しい

チリも積もれば山となる、小さなストレス

みなさんが想像する育休明けのストレスって、どんなものを想定しますか?

育休明けのストレスは、すごーく小さなものなのですが、積み重なって大きな負担になることが多いです。ここでは、一般的に経験される育休明けのストレス要因をいくつか挙げてみます。

1. 時間管理の難しさ

育児と仕事の両立は、時間管理が難しくなります。朝の準備から、仕事、家事、子供の世話まで、一日のスケジュールが非常にタイトになることが多いのではないでしょうか。また、今まで自由に使えた時間に急に制限が出てくるのも、小さなモヤモヤが湧き出てくる原因だったりします。

  • 朝のバタバタ:子供の準備、自分の準備、出勤時間の調整。

  • 仕事終わりのスケジュール:仕事が終わってからも、すぐに保育園や学童に迎えに行く必要がある。

  • 突発的なお迎え要請:発熱や体調不良などでのお迎え要請

  • 時間調整の権利がなくなる:子どもの面倒を見なければいけないため、夜の会食や会社での懇親会などの調整が自分1人の判断ではできなくなります。

2. 職場環境の変化

復職後に職場環境が変わっていることに適応するのもストレス要因の一つです。育休中に組織変更や新しいプロジェクトが始まっていることがあります。

  • 新しい同僚や上司:新しいメンバーとの関係構築が必要になる。

  • プロジェクトや仕事の内容の変化:育休前とは異なる業務内容に対応する必要がある。

3. 自分のスキルや知識のギャップ

育休中に仕事の流れや使用するツールが変わっている場合、そのギャップを埋めるのもストレスの一因です。

  • 新しいツールやシステムの学習:新しいツールやシステムを使いこなすための時間と労力が必要。

  • 業界トレンドの変化:休職中に変わった業界のトレンドや最新情報に追いつくことが求められる。

  • 提供サービスの変化:育休中に提供サービスの内容が変わっていることも。

4. 今までのようにできない感覚

育休期間中に仕事や最新情報のインプットを続けていたとしても、実際に仕事に復帰すると思い通りに進まないことがあります。このギャップが自己評価の低下=ストレスや小さなモヤモヤにつながりやすいです。

  • 「以前のようにできない」感覚:業務の進行速度や感覚が鈍っていると感じることがあります。

  • 周囲の評価が気になる:同僚や上司からの評価が特に気になるようになります。「ちゃんと仕事をこなせているか」「休職前のような成果を出せているか」といった不安が募り、プレッシャーを感じることが多いです。特に、自分が思うようにパフォーマンスを発揮できていないと感じる場合、このプレッシャーはさらに増大します。

5. 家庭と仕事のバランス

仕事に復帰することで、家庭内の役割分担や育児の負担が変わることもストレスの要因になります。

  • パートナーとの役割分担:家事や育児の分担についてパートナーと再調整が必要にります。呼び出し時のお迎えや、日常の作業分担も必要です。

  • 子供の適応:子供が新しい保育園や生活リズムに適応するまでの過程もストレスの一部です。

ほんのちょっと「今までと違う」だけ。でも、周りの人たちは「今までと変わらない」ですし、「今まで通り」の自分と同じ要求が来るのが仕事ですよね。(当たり前ですが)

日々仕事をしていく中で、これらの「小さなモヤモヤ」や「ストレス」が本当にわずかながらですが、心の片隅に積もっていくと、

もう無理なのかもしれない

と、働き続けることに対しての「限界」を感じるようになってしまう方を長年、多くみてきました。

私の育休明け復職の場合

今回、私も2人目の復職に際してはこんな条件下での復職でした。

  • 新しい同僚や上司

  • プロジェクトや仕事の内容の変化

  • 提供サービスの変化

  • 突発的なお迎え要請の多さ

一番最後の、突発的なお迎え要請の多さはもちろん今現在も続いていて、6月の頭は風邪の悪化により、入院。5日間お休みをいただきました。

4/15に復帰してからの勤務状況。○は全日勤務できた場所。

発熱での呼び出しって、「どうして今日なの」ってタイミングに起こりがちで。たくさんのリスケが生じ続ける状況も、ストレスを誘発する大きな要因な気もしています。

そんなこんなで、日々「どうしようもできない」小さなストレスやもやもやが心の片隅に溜まっていく日々ですが、周りのみなさんのサポートやご支援のおかげでなんとか、仕事をすることができています。

本当に大感謝です。

復職後の小さなストレスへの対策方法

一方で、私個人として絶対にやらなければいけないと思っているのが、自分の心のケアです。

小さなモヤモヤが心に溜まり続けると、常にダークサイドが手をこまねいて自分を待っている状況なため、あっという間に暗黒モードに堕ちていってしまいます。

ChatGpt先生で調べても、ストレスケアは絶対にしましょうね。って必ず出てくるし、いろんなハックを教えてくれます。

でもどんなハックよりも
育休明け復職したみなさんに
声を大にしてお伝えしたいのは
「絶対に無理をしないこと」です。

結局それかーい!となると思うのですが、
意識してやらないと、意外と難しいんですよ。

やらなきゃいけないことってたくさんありますよね。
仕事も、子どものことも、家事も。
今やらないってしたら、明日倍になって返ってくるのも
またしんどいですよね。

絶対にやらなきゃいけないことの範囲を
ほんの少しだけ、緩められたりしませんか?

「今やらないと、生命維持に関わる」ものだけ。
やってみたら、少しはゆっくりする時間を取れませんか?

今週は頑張ったからデリバリーを頼もう!で、
子どもと関われる時間が増えたりしませんか?

今日は天気がいいから、お外で仕事をしよう!
で、気分が変わったりしませんか?

美味しいもの食べたり、
お迎えに行くちょっと前の時間、
寄り道をしてみたり・・・。

自分の心を積極的に休めてあげてください。
自分の時間を作れるのであれば、積極的に作りにいってください。

もちろん、自分なりの方法でストレス緩和ができる方は
その方法で良いと思います。

慣れない育児と、復帰してからの大変な仕事に
私たちは充分頑張っていると思います。本当に。

だからこそ、自分が自分でいるために
自分のことを今まで以上に意識して
たくさん大切にしてあげてください。

まとめ

育休からの復職は、新しい挑戦や喜びと同時に、多くの小さなストレスを伴うことが多いです。でも、そのストレスとどう向き合い、乗り越えるかが大切です。日々のモヤモヤやストレスに対して、無理をしないで自分のペースを大切にして欲しいと思っています。

周りのサポートやご支援に感謝しつつ、自分の心と体を大切にして、育児と仕事のバランスを上手に取っていきましょう。自分を積極的にケアすることで、明るい未来が広がっていくはずです。

また、育児中の皆さんのストレス/小さなモヤモヤ解消方法がもしあれば、コメントをいただけたら嬉しいです。

これからも1働くかーちゃん目線、人事目線での情報を発信して定期的に生存報告をしていきますので、一緒に頑張りましょう。
心を大切に、自分を大切に、無理せず進んでいきましょうね。

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