韓国はビール後進国?北朝鮮との違い。
韓国国民が日本製品の不買運動をしているらしい。
小売店でも撤去が進んでいるんだとか。
ロッテなんかは日本からの輸入とか日系企業の韓国法人株を持ってたりしてるから打撃受けてるんだって。
今回の不買運動の中でも取り上げられていたのがビール。
韓国でも日本のアサヒビールが人気(輸入第2位)らしい。
不買運動で4位に転落したようだけどそれでも4位。
そういえば...?
そういえば韓国を代表するビールって聞いたことないな。
周辺国でも中国といえば青島麦酒、タイといえばSinghaとかChang.
フィリピンといえばサンミゲルだし、ラオスやミャンマーもビアラオやミャンマービールがある。
モンゴルには行ったことがないけど「ゴビ」ってビールがあるって聞いたことがある。(ゴビ砂漠のゴビかなぁ。)
北朝鮮にも大同江(テドンガン)ビールがある。
調べてみるとHite(ハイト)やOBビールなんてのがあるという。
(ハイトはアサヒとサッポロの前身、大日本麦酒が設立。OBの前身は麒麟)
韓国はビール後進国
色々調べているうちに僕は驚くべき記事を英The Economistで見つけた。
「イギリスから輸入した機材によって作られている北朝鮮の大同江ビールは驚くべき美味しさだ」といい、韓国のビールを「うんざりするようなビール」と酷評している。
BBCも北朝鮮のお酒に強く関心を持っているらしく、テガンドンビールの広告登場時や上級ブランドの登場、つい最近では北朝鮮産ウィスキーの登場も報じている。
英ロイター通信も絶賛。
160ヶ国と国交を有している北朝鮮。
中でもイギリスは平壌に大使館を置く数少ない国の1つ。
大同江ビールは朝鮮料理では使われない大麦をふんだんに使った100%大麦ビールもある。
また電力事情で停電が多いので普通よりも高めの温度で作られているといい、それが絶妙にいい味を出しているという。
北朝鮮と比べても韓国ビールは美味しくないのだ。
また北朝鮮と韓国のビール産業にも違いがあるらしい。
北朝鮮はマイクロブルワリー(日本語だと地ビールかな?)が盛んで、ホテルや娯楽施設にも醸造所を作っているらしい。
一方、韓国は2011年までマクロブルワリー(ナショナルブランド)的なビール会社が寡占していた。
寡占状態の大手ビール企業は顧客の要望に応えず、政府も中小醸造所が参入しにくいような最低醸造量規制をしていた(さすが財閥国家...)
さらにEUとのFTAが発効した事で外国産ビールが輸入され消費者の要望に応えざるを得なくなったらしい。
ビールに関しては北朝鮮や他のアジア諸国に比べて後進国。
よくよく考えると韓国といえばマッコリや眞露(焼酎ブランド)の方が有名だった。
美味しくないならそっちを飲めばいいか。
もしくは輸入ビール第1位のハイネケンを。
注:北朝鮮のビールは原則、日本では飲めません。
お試しになりたい場合、中国やバンコク、UAEなどにある北朝鮮料理レストランに行かれることをお勧めします。