過去の自動筆記 vol.01
埋めるノート 2019年6月25日
非情の林檎を素通りして立石に向かう夜。
川下に立つ少女、素敵なHELLOをありがとう。
差額のないハンバーガーだけ愛して?
スタッカートに速読劇を恵んで空。
過去をめぐってキャッチーなコピーで散らかします。
衝突事故は丸々ストリーミング配信されてました。
今から厚底靴を履いて穿って山登り。
あたし目の前で逆上がり公演しないで、と言ったデリケートな海坊主。
花の種類が変則的に投げつけるそれはアガペー。
「ミルク飲みますか?」「飲み込まれているようです」「そうですか」「ミルクは後にします」
モノクロームに紛れて、居ないような居るような。
難なくスライドしてショーを敢行。短大卒は因幡に帰り、畦道を思い出してふらつく。
わたしは7分の位置で空想しています。品川で一つ目の星を散らして痛覚を幻惑しようとしたら、ネイルをキメたおじさんに叱られました。
「コラ、星は一つではないだろう? 中華麺がひとつとして同じものがないように、星もまた統一的価値観は存在しないし、それに痛覚星人はいない。さっさとお前は因幡に帰るんだな」
数分が経ち、わたしは幾分か空想しています。出来心で天動説に簪を挿したら金色の坑道で暴動が起こりました。そして夜が来て、全ての駐車場は空気になって消えました。
追記:
この時の自分は何を考えていたのだろうと、今になって思い出そうとしますが忘れてしまっています。今の自分は過去の自分ではないことを実感させられます。名残はありますが、このような文章はもう書けないからです。かといって、後悔もありません。過去の自分があってこそ今の自分が生きているからです。ありがとう、過去の自分。
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