人はなぜ他者を誹謗するのか
最近、誹謗中傷や、◯◯活動家と称したりして「他者を攻撃」する人が目立つ。
これを防ごうとするならば、なぜそれが起こるのか突き止めなければならない。
例えば、
Q. 誹謗中傷してる相手が死んだら、その人は誹謗中傷をやめるか?
Q. 環境問題がゼロになったら、環境活動家はデモをやめるか?
への回答を想像した時、僕は「Yes」とならない気がする。
誹謗中傷をする人は、次のターゲットを見つけてまた攻撃をするだろうし、
環境活動家は、また別な問題を見つけて来て燃やす気がする。
じゃあ、「彼らの動機は何なのか?」といえば、
単に「他者を攻撃したい」なのではないかと思う。
これに思い至った時、じゃあそれはなぜか?と考えると、
「人類の自己批判」というワードが浮かんだ。
つまり、生物というのは、ある種の淘汰システムを持ってして、種の存続を守っている。
育ちの悪いヒナを親鳥があえて殺したり、植物の間引きもそれだ。
そして、この機能は人間にもある。
おそらく「ガン」なんかは典型的なそれだ。
人間が増えすぎると、さまざまなバランスが崩れて、地球上に人間が生きられなくなる。だから、一定の確率で病気を発現させ、種としての人類を生き残らせていく。
しかし、人類はそこにメスをいれ、ほとんどの病気を克服しつつある。
そこで登場したのが、他者を精神的に殺す"彼ら”という説だ。
人類の自己批判、「我々は生きていてはいけない」と叫ぶものたち。
一定確率で、そういった”人類のガン"のような個体を出現させ、人類は主としての人類を守っている。
そんな恐ろしい説。