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【社会人大学院実況中継】激アツだった聖路加SPH1年目春タームを振り返る

こんにちは、守屋祐一郎です!
医療AIスタートアップのUbieでプロダクトマネージャーやMedical Researchに従事しながら、聖路加国際大学公衆衛生大学院(School of Public Health,以下SPH)で医療AI、デジタルヘルスや医療政策を勉強、研究しています。

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今年の4月に入学↑してから早いものでSPH1年目の春タームが終了し、来週からは秋タームが始まります。学びの整理、社会人大学院(Public health x スタートアップ)の実況中継のため、noteを書きます!

こんな方に読んでほしいです!

  • 疫学、医療政策、保険制度、健康行動科学等に関心があるビジネス人材

  • SPHに関心があるビジネス人材

  • ビジネスやスタートアップに関心があるPublic Health人材、医療従事者

要約


  • SPHの春ターム、期待以上のものを得ることができた。もとより狙っていた「未来に対する解像度/問いの質を高める、解の質を高める」上での果実に加えて、ソーシャルインパクト、社会課題解決、Public Healthな方々との出会いが、関心の所以や意思決定の規範を再認識させてくれたとともに、目指す方向性を改めて明瞭化してくれた。

  • 「健康、Well-beingという断面でいかに(ソーシャル)インパクトを最大化するか」を追求すべく、Public Health x ビジネス/スタートアップ、"産業を開発する"(Public Health Industry Development)ことに専門性を開発していきたい。秋タームも継続・追加した目的を貪欲に追いつつ、武器を磨きながら世界を広げていく。

1年の春タームで得られたもの


得たかったものに対して

1.未来に対する解像度/問いの質を高める

  • 世界、未来でもっとこうなった方が良くない?というビジョンが、授業・その他大学内外での議論を通じて、基礎と言語化で肉付けされてきました。

  • 過去学び経験した点と体系的な知識が接続され座標系が形成されることで、実現までの登り方、問いを立てるべきレバレッジポイントへの解像度が高まりました。

    • 講義について触れると、Epidemiological Methods、Health Policy and Management、Biostatistics I、Introduction to Public Health、Health Informatics & Decision-Makingの5コマを履修しました。1回2時間超の講義を週5コマ(全て英語で行われます)はめちゃくちゃタフだった….

    • 特にHealth Policy and Management、Health Informatics & Decision-Makingの授業は自分の関心ど真ん中だったこと、多数の実践事例紹介やディスカッションに溢れていたことから最高に楽しいものでした。

    • 聖路加は全て英語で行われる点も特徴的です。英語で勉強する中で英語運用能力も勝手に高まるだろうという予想は的中しました。一挙両得です。

2.解の質を高める

  • 仕事や勉強、その他あらゆるタイミングで、Public healthに対するインパクトの期待値を最大化するために、どう場や機会を活用するか、最適解を定義し具体的に実行し続ける癖ができました(森と木の往復速度が向上した)。

  • 事業、やりたいこと(後述)を一層前進させうる実用的なテーマが見えてきた/確信度が高まりました。

    • 例.社会疫学、健康・行動科学、IMM、インパクト加重会計、Startup Studio/Company Creation、etc.

「Public Healthxビジネス、スタートアップでこれだけ強くて優しいインパクトが創れるんだぞ」を成果で証明していきます。

想定外の収穫

  • 1.ソーシャルインパクト、社会課題解決な方々との出会い、関心の再解釈

    • 春タームは本業、大学院と並行して、IVSソーシャルイノベーションエリアの企画に関わりました。ヘルスケア、もといPublic Health x スタートアップの価値を証明したい、エコシステムを作りたいという熱意や野望に対してFunds CFOの前川さんに興味を持っていただき始まり、最速で無理やり走り切った怒涛の毎日でした。モメンタムを作る旅は始まったばかり。こっからっす。

    • taliki中村タカさんをはじめとした、とってもナイスな社会課題解決を志す方々との出会いや議論を通じて、物心ついた時から自分の関心や意思決定の規範、第一原理は常に「健康、Well-beingという断面でいかに(ソーシャル)インパクトを最大化するか」にあった、と再解釈できました。

    • Public Healthと現代の社会課題は非常に領域が近いと感じており、これから積極的にソーシャルの機会に顔を出していきます。

  • 2.自身の目指す役割を改めて言語化できた:Public Health Industry Development

    • Public Health、もとい健康、Well-beingの領域にALL INすることは自明として、どういう役割がインパクト期待値を最大化するか?欲しい未来に対しあまりに多すぎる課題解決に自分はどう貢献するか?を常に問い続けてきました。それに対する最近の答えは産業を開発するというものです。

    • Public Health領域において、産業のボトルネックを解く企業、事業や、産業開発を加速させる仕組みや広義のプロダクト(エビデンス、政策、コミュニティ、etc.)を同時多発的に発明・スケールしていく、そんな専門家を目指します。

      • Ubie Labの取り組みも、この入り口に位置付けています。

    • 20代の裏テーマとして取り組んできた、"医療/ヘルスケアスタートアップに専門特化 x SPHによるレバレッジ  x 株式報酬による資産形成"というキャリアモデルの発明も、まさに産業に対する魅力づけという観点で産業開発に資するものと捉えられそうだ、と得心しています。

1年の秋タームで狙うこと

踏まえて、秋タームでは以下を狙います。

  • 未来に対する解像度/問いの質を高める&解の質を高める(継続)

    • Ubieでの"生活者の課題と医療が適切にマッチングする機構を発明し、医療のポテンシャル、そして医療に関わるすべての人々のポテンシャルを開放する"挑戦を如何にドライブできるか、貪欲に追求

  • "産業の開発"に資する各種素養ならびに専門性、専門家とのネットワークの醸成

  • 学びの幅出しと人格の涵養

  • オールA

    • 春タームがオールAでGPA4.0という結果で(やったね)テンション上がりましたw継続できるように頑張ります!

やるか超やるかで頑張りますー!

PS


❶.We are hiring! Ubie採用情報

Ubieは産業のボトルネックを解く存在です。刻々と変化進化する組織のダイナミズムを感じられ、スタートアップとしても凄くエキサイティングです!

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