3年後のエイトシークエンス
エイトシークエンスは10年間、人材紹介事業を営んできた。
そして顧客本位の人材紹介とは何かを考え続けてきた10年だった。
そして考えるほどに見えてきたことは、
「個人の幸せと組織の発展の両立を追求すること」
別の言い方をすれば、
「組織とヒトのパーパスを繋ぐことにより、幸せを加速させること」
なぜヒトは働くのか、その目的は幸せに向かっているのか。
組織はなんのために存在しているのか。社会にどのような価値を提供しているのか。
そして組織とヒトの両者は互いの目的を確かめ合っているのか。
考えるほどに深く、そしてコロナによる劇的な環境変化において、
当たり前が問い直されることで、このテーマへの使命感が益々色濃くなってきた。
そしてそれは、これからのエイトシークエンスが向かう方向性を示してくれた。
我々が目指す世界は、人材紹介という事業だけでは成しえないということだ。
一人ひとりの働く目的を明確にし、
目的の合う組織とのお引き合わせをし、
強い結びつきをつくり続け、
組織の力で社会を豊かにする。
これまではこの一連の流れを人材紹介だけで解決しようとしてきた。
もちろん、不可能ではないと信じている。
ただ、それぞれの領域を深め、繋ぎ合わせる方がより価値が出せるのではと考えるようになった。
領域を言語化すると、
一人ひとりの働く目的を明確にし=キャリア開発
目的の合う組織とのお引き合わせをし=人材紹介
強い結びつきをつくり続け=オンボーディング
組織の力で社会を豊かにする=組織開発
4つの領域に分け、それぞれに価値を発揮し繋げること。
これをエイトシークエンスの中で一気通貫に行う。
一社の中でこの4つの領域をすべて行っている会社は聞いたことがない(私が無知なだけかもしれないが)。
ただ、一人のヒトと向き合った時、そのヒトの思考を整理し、目的が実現する環境を用意し、パフォーマンスを発揮し続けられる環境を創ることができたとしたら、
それこそが我々が本当に目指す世界なのではと考える。
改めて、エイトシークエンスは「個人の幸せと組織の発展の両立を追求する会社」である。
もっと響きの良いコーポレートスローガンはこれから生まれるだろう。
ただ本質は変わらない。
そして3年後、エイトシークエンスは4つの事業領域を持ち、100社の未来を担う会社を支援し、毎月1000名以上の働く人たちの目を輝かせ、社会の体温を上げる場所になっている。