優雅な邸宅での、優雅な会議
オクスフォードの郊外に、ディッチレー・パークという広大な敷地を擁するマナーハウスがあります。もともと、18世紀初頭に第二代リッチフィールド伯爵が建てたカントリー・ハウスでしたが、その後、幾人かの手に渡ってから、第二次世界大戦中にはウィンストン・チャーチル首相が、週末の静養のために利用していた邸宅です。チャーチルは、そもそも、ここから近いウッドストックにあるブレナム宮殿で生まれ、そこが生家だったので、いわゆる広い意味での「地元」ですから、寛いだ時間を過ごせたのかも知れませんね。