病気になってからの生き方・・・etc
文章が書きたくなりました。
白血病になってからもやもやとしたものが一定のペースでたまっては消え、たまっては消えを繰り返しております。
そこにはやはり「なぜ僕が白血病にならないといけないんだ」という気持ちが強く心の中にあるんだと思います。
だから、
親や友達、周りの人からの悪意ない(?)質問やリアクションでチクリと刺されるわけです。
「治ったんだね。よかった」
「若いんだから大丈夫」
「元気になったら~しよう」
他にもいろいろありますが…
こういう質問にたいして卑屈になってるときとかは、
「完璧に治ることなんかねーよ?」
「若いほうが細胞分裂のスピード早いの知ってるか?」
「若い時の1年間とよぼよぼの1年間だったら若い時の1年間のほうが価値あると思いませんか?その若い期間が粛々と減っているんです。」
「経過観察でずーっと再発するかもしれないことをおびえてる状況が元気と果たしていえるのでしょうか?」
って考えたりするときもあります。
悪意が感じられるような発言に関しては有無を言わさず無視でいいと思います。しかし、顔色を見ても、あ、この人悪意なくこういうこと言ってるんだろうなーって思う時があります。
それって純粋に励まそうとして、何も出てこずにそういうことを口に出したってことはないかなぁーって。
僕はこういう経験あるんですよ。経験があるといっても、励ましたいのに言葉が出てこない。そんな経験です。
血液疾患でも僕より病状がひどかったり、過去の話ですが教育機関に在籍していたとき、同僚がどうしようもない問題に立たされているときなどです。
僕は励まそうといろんなことを考えましたが結局日酔って何も言えない。
けど、励まそうと何かしら口に出したりできる人は少なからずあなたに純粋な好意があるし、大切に思っています。
だから同年代の友達とか家族のそういう発言は僕を想ってこういうこといってるんだなと考えているようにしています。
まず、微妙な距離感の人は遠ざかっていきますよね。気使いますもん。
必要以上に傷つくことはないし、裏を考えたりして心までぼろぼろになってほしくないと思って(誰に?)書きたくなってしまいました。
僕は病気のおかげで甘えたりするのがそんな苦じゃなくなったし、格好つけないでいいんだとも思えるようになった気がします。
最悪死ぬかもなあって状況で、僕が思ったのは早く死ぬのであれば迷惑かけてでもいろんな人と関わりたいということです。
ワンピースのDr.ヒルルクも言っていました。
人に忘れられたときにその人は死ぬ的なこと。
僕個人の考えですが死んだら、前世のゆういちとは無関係なものになるか、ひたすらの虚無だと思ってますので、現世でどれだけ白血病のマイナス分楽しむかって感じです。
ただでさえ寿命が短いとおもうので、ひたすらにやりたいことやろうかと。
ここまで書いて、僕何を書きたかったんだっけと思いましたが、
人生の中で極力、病気になって経験したということをほかの出来事、思い出で薄めて薄めて、
そんなんあったなぁと忘れちゃうような人生にしたいということです。
白血病のせいで人生が狂ったと思いたくないんです。
※見出し画像について
僕のお気に入りの場所で撮った一枚です。奥行きがありただならぬ雰囲気なのでここに行くと空気が変わります。また行きたい。