坐禅堂。
さる7月24日。
その日の朝は妻を実家に見送り、
以前facebookでもあげていた
今年開単した近所の坐禅堂に寄った。
健康診断の再検査まで時間があるので
少しだけ坐禅させてもらった。
そこは毎月1週間の接心をしているが、
坐禅堂を24時間開放しているというのにはなかなか驚いた。
いつでも好きなときに来て坐禅してよいという。
まだ建物はプレハブのような小さなものに過ぎないというが、カフェやお店が隣接する近辺のロケーションも素晴らしいせいか、落ち着いて坐れる良い環境だなと思った。
まだ誰もいない時間帯だったから
ひとりで坐ってそろそろ帰ろうと思ったら
オーナーさんに見つかった。
オーナーさんも曹洞宗で得度した女性の方だ。
以前もうひとりの尼僧さんと自坊を訪れて一度お話はしていたが、
「ちょうどよかった。またゆっくりお話したいと思っていたんですよ。」
一緒にお経をあげてくれませんか
というので二人で
般若心経、宝鏡三昧、五十七仏、普門品偈を唱えた。
今後の、この場所のことも少しだけお話ししてくださった。
とても静かで、小川の流れるような澄みきった話し方をされる方だなと思った。
帰るとき
近所に理解してくれるお坊さんがいると心強いですから、
またいらしてください、と声を掛けられた。
理解してくれる、なかなか有望な僧侶だ
とでも思われたのだろうか。
その後の再検査の結果、
高度脂肪肝継続中だという
なかなかに怠惰な僧侶なのだが。。