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あの時お節介して良かったぜ

Ryoくんが手伝ってくれるようになって2ヶ月にも満たないのですが、早くも結のはじまりに居なくてはならない頼もしい存在になりつつある今日この頃。
会津三島町で地域おこし協力隊をしていたRyoくんと、楢葉からほぼ出ない私とが出会ったきっかけを思い返すと、人との出会いというのは面白いもんだと思うので、今日はそれを書きたいと思います。

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(3月の地震で壊れた天井を直すよう命じられ俊敏に働くRyo氏)

シェアハウスやりたい人を探してた

楢葉町でシェアハウスをやってきて、一時は3軒にまで増えたのですが、予めお家を返す時期が決まっていた物件などもあり、1軒にまで減った昨年。その1軒が定員一杯なのでこれ以上の入居希望があっても受け入れられないという状態で、また、必ずしも楢葉だけに必要なのではなく、近隣町村にもシェアハウス があったらいいのではないかと思うようになりました。
実際に、これまでにシェアハウスに住んでくれた人たちの中には、職場が広野町や富岡町にあるという人も多く居ました。

かと言って自分自身が他町でシェアハウスをやることは難しい。理解ある大家さんと出会い、複数人で住むことを許していただくには、信頼関係の基盤が必要だし、
入居者もヨーイドンで一定人数集まらないと、赤字スタートになってしまうビジネスモデルなので、
すでにそういった繋がりの積み重ねがある人が家守となるのがいいはず、と考えていました。

それで、双葉郡でシェアハウスをやりたい人がいれば、私の経験談をお伝えしたり、入居希望者さんをお繋ぎするなどして連携したいと思い、「双葉郡でシェアハウスやりたい人いないかな?」と聞いて回っていました。

人伝いに出会えるもんだ

やっぱり、望んでいることは口に出して言っていくものですね。さっそく、紹介の紹介で、「シェアハウスやゲストハウスの運営に興味がある人が居るんですよ」ということで、2021年11月、Ryoくんが結のはじまりに会いにきてくれました。

Ryoくんの第一印象。
ひょろっと背の高い爽やかな笑顔の好青年。
礼儀正しいのに堅苦しすぎない絶妙なバランスの好青年。
自分のやりたいことや大きな夢を、等身大の思いとして臆せず説明できる好青年・・・!

「新人類・・・」心の中でそう思いましたよ。

こんなキラキラした若者が存在するのかと圧倒されながら、彼のやりたいことの世界観にあの時初めて触れたのでした。

「やりたいこと」が叶う地域でありたい

話をしていくうちに、彼が、あるきっかけがあって大熊町を視野に入れた双葉郡での起業を考え始めていること、
とはいえまだこれから双葉郡との関わりを模索しようとしている段階であること、
シェアハウスだけがやりたいことの中心ではないこと(もっと大きな世界観の一端にゲストハウスなどがあること)、
などがわかっていきました。

Ryoくんが今すぐにシェアハウスを始めるというわけではないけど、彼みたいな若者の「やりたいこと」が叶う地域でありたいという、私のエゴが働いて、
その日から度々オンラインで会津にいる彼と会話をしたり、大熊町のまちづくりに関わる友人を紹介したり、楢葉でも起業準備をしながら働ける職場がないかと探してみたりと、そんなお節介を始めてしまいました。

シェアハウスkashiwaya の住人に

やっぱり、住居と仕事の二つが揃ってこそ引っ越しができるというもので。
彼の場合は仕事が決まる前に、住居は当時計画段階だったkashiwayaに住むことを選択してくれました。

Ryoくんがkashiwayaの第一住人に決まった瞬間です。
よくぞ、まだ輪郭のはっきりしなかったkashiwayaに手を挙げてくれたものだ!彼は、慎重さと冒険家の両方を絶妙なバランスで持ち合わせている人なので、あの時は冒険家な側面が強く働いたのかもしれません。

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(割れた洗面ボウルを直すよう命じられ段取り良くくっつけるRyo氏)

その後、あれよあれよと、結のはじまりで働いてくれることになったのですが、その話についてはいつかRyo 君が書いてくれるかもしれません(笑)

今夜はここまで。
おやすみなさい!

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