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ミクニ風じゃがいものガレット、ロシアンたらこ&ブルチソース
今日は朝一で移民活動、略して民活。
手続きする場所は、Barbès - Rochechouart(バルベス・ロシュシュアール )という、一度聞いたら忘れないしゅわしゅわとしたネーミングの駅近くにある、移民専用窓口がある警察庁。こんなこともなければ近付かないエリアなので、久しぶりにのるメトロでも道端でもどこでもめっちゃ緊張。
滞在許可証の更新手続きはネットで事前に予約をするのだけど、予約表には「ひとりで来い」と太字記載。私はフランス人Otto氏の配偶者というステータスで移民させてもらってるので、基本はOtto氏も同席が必要なはずだけど(前回はそうだった)、予約表にこう書いてあるから泣く泣く私ひとりで馳せ参じることにしたのだ。
必要書類は何度もリストを見返して揃えていったから、リストに記載されている範囲では問題なかったのだけど、結局一発OKとはならず、再度行かなくてはならないようだ。なぜか?
配偶者がきていないから(あと、リストに記載のない税金系の資料が足りないから)。
え??予約表にはひとりで来いって書いてありましたよね?と聞くと、あーあれはコロナだから衛生上の理由でそう書いてあるけど、あなたの場合は配偶者ビザだから配偶者が一緒にいないとダメなのよ、と。
そうならそうとどこかに書いておいてくれよ!!
予約表の指示無視して、みんな弁護士っぽい人とか仏人配偶者っぽい人と一緒にきていたから、え?なんで?と泣きそうになってたけど。
真面目に書かれたことを守ると損をすることも多々ある、フランスあるある。
そんなこんなでこれがお昼近くまでかかって、その間にさらにもうひとつ激おこ案件が発生。アドレナリンがでまくってしまったためお昼を食べ忘れた。何か心配事や集中事が発生すると、いつも食のことばかり考えている反動からか途端に食べることを失念してしまうのは、私の悪い癖かもしれない。
・・・これが今日のハイライト。疲れたぞ。。
🇫🇷
さて、こんな感じなので、ごはんについてはランチにたらこフランスを心ゆくまで堪能した昨日のことに遡る。
夜ごはんがノーアイデアのときは、夜のお散歩がてらバゲットを買い、適当に家にあるチーズ、あればパテやスティック野菜などでお得意のApéro dinatoire(アペロディナトワール:ちょっと豪華目なアペロで夕食も済ませてしまう系)で済ませることが多い。
これは豪華版だけど、こんな感じのイメージ。
🇫🇷
例によって昨日は翌日にビザ更新も控えていたし、その他にも考えることが多すぎて晩ご飯ノーアイデアだったわけだけど、youtubeを開いたらいつものシェフ・ミクニ。
つなぎは使わない、じゃがいものガレット
フリット用に常備しているじゃがいもがそろそろ芽が出始めてきた頃だし、これはいいなと。例によってブルーチーズのかけらも生クリームもあるし、絶対Otto氏好きだし、完コピしてみることにした。
🇫🇷
ガレット本体はじゃがいもとバターと塩胡椒のみ、ソースは生クリームとブルーチーズ。超シンプル。
ミクニフライポの要領でスライサーでちょい太めの細切りに。
ポイントは水にさらさないこと。
塩胡椒を多めに振って混ぜる。
小さめのフライパンにたっぷりとバターを熱し、じゃがいもを全ていれる。
あれ?空間把握能力あるほうだと思うんだけど、多すぎたかも。
とにかく端から押し込む押し込む。
端っこから形作っていく感じで、押し込む、押し込む。
縮んできたからおさまりよくなってきた。よしよし。
お好み焼きだと思って、気合いれて一度にひっくり返す。あらよっと。
おおおおおお、これはミクニフライポの塊だな(当然)。
火加減を調整しながら何度かひっくり返して、そろそろ潮時かなというくらいでバターのかけらを四方の縁に置き、強火でカリッと焼き上げる。
🇫🇷
ガレットを焼いている間に、ミクニシェフも作っているブルチソースを。ブルチを軽くレンチンして、生クリームとまぜまぜして、パセリを刻んでいれる。
バターをしまおうとして、冷蔵庫を開けたらまたまた目があってしまったのが、アレよアレ。
お昼につづき、残り少なくなってきたロシアンたらこ缶。
ん、これたらこソースにしてもいいんじゃないか?と直感でひらめいて、缶に生クリームをいれて、まぜまぜ。
いきなりやることが大胆なのはAB型の特徴だ(そうなの?)
たらこ一粒たりとも無駄にしたくないからな。
ちょいなめしたら、おいちーーーーー。
これ絶対ミクニフライポ塊に合うに決まってる。
ということで、期せずして2つのソースが完成。
芋だけに限定するのはもったいないなと思ったので、生野菜もぼりぼりいこう。
あらよっと。
今日のごはんの完成だ!
たらこソース×じゃがいも、信じられない美味しさ。。
昨日のたらこフランスの投稿でサンド教祖のチョコチップさんも言っていたけど、日本のパン屋さんで明太フランスが神々しく見えるのは、おそらく可愛らしいピンクのせいだな。
シェフ・ミクニが「フランス人が大好きな」と力を込めておっしゃっているだけあって、気付いたらOtto氏が8割方平らげていた。世界のミクニレシピと世界料理研究家ケイチェルおいたんのレシピは、氏の好みな様子。
あー、昼も夜も、魚卵食べたナーーーー!!って1日だったなあ。
そして、PezioさんのニシンとPataさんの鯛づくし(今日は欲しすぎて胃が口から出てきそうなレヴェルの鯛茶漬け)を見た直後にこれを書いているせいか、今すぐに生魚が食べたい衝動に駆られている、決戦だった金曜日のPM23時45分。
🇫🇷
今日は最後に、先日めでたく私に1歳年齢が近づいた世界のぽなちゃんをはじめ、ご近所に多いらしい射手座のみなさんに俺からメッセージがあるそうです。
お誕生日おめっとー🍾🍻
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