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【シェフ・ミクニ感謝祭】 Sauce Verteでパセリな日々

パリのはしっこより、ボンソワー!久しぶりに調子よく書いてるときに限ってnoteさんシステム障害。ツイておりませんユイじょりです。

そうそう、奥さんご存知?


シェフ・ミクニのYoutubeが500回達成したんですってよ!


ミクニシェフのYoutube、日本のパリ府中在住、なんでも知ってるケイチェルおじ殿に教えてもらってからというもの、私がチャンネル登録している数少ない料理系Youtubeのひとつ。

寄稿しているNIKKEI STYLEでもこんな記事が取り上げられていた。


NIKKEIに書いている自身のポテサラの記事でも最後に登場いただいたりして。イカの塩辛ポテサラ、久しぶりに食べたい。


ミクニシェフといえば色々お世話になっているけど、特に芋系はよく作ったな。


あとは、日本でもお手軽に手に入る食材でフレンチをってコンセプトがまず素晴らしい。まあ私は、幸運にもフランスにいるのでシェフがおっしゃる「日本では手に入らないけど(以下略)」の食材はもれなく手に入ってしまうけれど、逆にシェフが日本でそろえる材料が手に入りづらい。シソとか。


まあ、最近は簡単料理が多いせいか、チャンネル登録しているといっても毎日追っているわけでもないので、気になるものが出てきたときにがっつり見るくらい。

それがたまたま!目に飛び込んできたのが、うちにあるものだけで作れそうなSauce verte(緑のソース)。ミクニシェフは万能パセリソースと名付けていらっしゃる。

動画を見終わって初めて「500回目前夜」ということを知った。ほぼ毎日500日連続なんて、すごい!!

尊敬と日頃の感謝を込めて、この万能ソースとやら、作ってみようじゃないの。


パセリソースをつくる

パクチー以外は常備している食材なのでなんのその!パクチーなしで作ってみよう。パセリ(多め)、にんにく、赤たまねぎ、アンチョビ、レモン汁。

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パセリは便利道具をたくさんお持ちの義母がプレゼントしてくれた、ハーブカット用のハサミでカッティング。包丁より楽ちんにハーブがカットできる。

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全部の材料をみじん切りにして(あ、にんにくはみじん切りじゃなくすりおろした)、オリーブオイル(結構大量)であえて塩胡椒したら完成。

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出番まで冷蔵庫でおやすみいただこう。

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ついでにパンチェッタの仕込みもしといた。これ作るのたしか3回目だけど、便利ですな。

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さて、このソースに何を合わせよう?

シェフったら、これに合わせてるの、セブンの海老蒸し餃子。なんだけど、今回は王道に肉合わせで。豚肉(肩ロース)でいくことにしよう。

豚肉を2切れ買ってきて塩胡椒していたところ、不覚にも帰宅後のOtto氏に禁断のキッチン光景を覗き込まれる(!?)

今日は豚肉だといったら、「TONKATSUか?(ワクワク)」と。
…夫婦別食・決定である。


左(Otto氏用)トンカツ。右(私用)豚ソテー。

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Otto氏についてはパセリソースを食べないリスクを考慮して、パセリソース別皿盛りのブルドックソース添えとした。まあブルドックソースがあれば白米だけでも食べられることは実証済だからとりあえずトンカツは食べてくれるだろう。

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私のポークソテー。本日はソースが主役のようなものなので、下にしくのではなく上にのせる。

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肝心のお味といえば、これはとてもとてもとても美味しい!アンチョビ&レモンが効いてるんだろうな、パセリの青臭さが大分消えている。これ確かになんでも合いそう。

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Otto氏でさえ、ひとくち食べて美味しいというこのソース。バゲットとともにパクパク平らげていて感動さえ覚えた。

すごいぞパセリソース。さすが万能。

さて、500回目、当日

つまり本日。ミクニシェフの動画は何が上がってくるかなとワクワクしていたら、シンプルにステーキなのであった。しかも昨日のパセリソースを使っておる。

(ってかパセリソースの回で「翌日も使いまーす」って言ってた)

シンプルイズベスト。2日連続パセリソース、我が家もいっちゃおうかね。

そして相も変わらず夫婦別食。ちょうど牛肉の美味しそうな感じを見つけたので、ステーキは私用。鶏ラブなOtto氏にはコルドン・ブルーといこうか。

自家製コルドン・ブルーはえらく久しぶりだな。くわしくはこちらに。


パセリソース。昨日のあまりがちょいと残っていたので、パセリ増しのトマトも加えてみた。絶対合うに違いない。

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コルドンブルーにもパセリソース!と思っていたけど、熟れ熟れトマトがあったので定番トマトソースを適当に作る。

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私のステーキはもちろん赤身。シェフが紹介していたbavetteにて。塩胡椒をして両面に焼き色をつけたらオーブンで保温しながら火を通す(という言い分の放置)。

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コルドンブルーは鶏胸を軽めに薄くして、塩胡椒して、半分に切ってチーズを挟む。今日はハムなし。準備できたら薄力粉でおめかしを。その後卵パン粉。

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卵焼き用のフライパンを貪欲に使って、揚げ焼きってかただの焼き…?身が大きいし食感命ってわけでもないからいいんだわ火がちゃんと通れば。

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四角いと側面焼きもやりやすい、という長所あり。

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身の準備ができたら、今日はソースを下にしく女!

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ステーキは明らかに火が入りすぎた。あとオーブンに入れたときうっかり蓋をしたままにしてしまったのでジュの量がすごい…。。もちろん最後にかけますね(ミクニシェフに同じく)。

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Otto氏のはのせるだけ。らくちーん。

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はいこちら、私のステーキ!
Bavette à la sauce verte

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蒸し焼きみたいになって理想の焼き加減とはいかなかったのでどうだろう…と思っていたけど、意外に柔らかくてめっちゃ美味しい!ジュも含め完食。

Otto氏のはこちら。
Cordon bleu à la sauce tomate

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フランスの子どもが大好きなコルドン・ブルー。うちの氏がNGなわけがあろうか(反語)。

主食兼副菜で、昨日氏がやっていたように、パセリソースをバゲットにものせてみた。

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なぜか氏が今日は食べてくれなくて私がソースのっかってるのは全部食べたけど。。

味変はタバスコにて。前においたんが作っていたブラジルのソースにも似てる?

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とにもかくにも、万能の万能たるゆえんがわかった2日間のパセリソース生活であった。

毎日美味しい体験をさせてくださるミクニシェフに敬意を表して。これからも楽しみにしているので、どうか頑張ってください!


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ユイじょり
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