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旅の思い出

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旅行のエトセトラ、旅先で出会った美味しいものの記録、旅の思い出の味の再現などなど
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#ご当地グルメ

秋旅2022 ストックホルム 美味しい非日常

非日常の旅で、楽しむ日常旅といえば、見知らぬ土地で非日常を味合うのはもちろんのこと、そこに住む人々の日常を垣間見るのも欠かせない楽しみのひとつ。 特に食に関しては、たとえ旅がフランス国内でも大抵地元のマルシェにいくし、主婦の悲しきサガ、必ずスーパーに立ち寄っては、バターなど生活必需品の価格を見てはその地域の物価チェックなんかもしてしまう。いわんや海外をや。  ******************** 2泊3日の北欧スウェーデンの旅、これまでの旅記録はこちらにて↓  *

アラフォーのジャングル大帝ごっこ、ご褒美のエビと牡蠣

フランス北部での海辺ショートバカンス。 先週のことになるのだけど、Otto氏に「サプライズだ」と言って連れてこられたのは、こちら。 「樹木のなかでアドベンチャー」みたいなこと書いてある。 はて?これはナンジャロメ??と、ゲートをくぐり、氏が「予約時間まで時間があるから」というので中の様子を伺う。 ん? んんん・・・? 木々の間にいろんなアトラクションが張り巡らされていて、安全装置をつけながらその間を渡ったりなんだり。言ってみれば、木の上のSASUKE? 他の人た

半夏生、牡蠣とカレイとミュスカデと

テラスで私はニットのカーディガンを羽織っても寒くて震えているのに、ノースリーブミニワンピでゴーカイにビールを飲むフランスのピチピチギャルが眩しくて思わずサングラスをかけるユイじょり・タモリであります。もう表現がまるで昭和の爺🕶 さて、一昨日金曜日は「半夏生(はんげしょう)」という時節なのだと、日本と西海岸のお二方から教えていただいた。恥ずかしながら、なんと読むのかもわからなければ存在も知らず。 wikipediaによれば、 農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「

蟹座男と食らふ、とれたての蟹足

あっという間に金曜日。 パドカレの海岸沿いからボンソワー。 さて、今回宿代わりにしているアパルトマン。ホテルでもなく普通に「家」なので、ちゃんとしたキッチンが付いており、基本的な調理器具も揃っている。 到着後すぐに入念にチェックしたところ、海の近くだけあって、蟹スプーンとか牡蠣を開けるナイフ、牡蠣用フォークなどがあったのをめざとく発見。これは海の幸食べてねと言われているようなものではないの。 一昨日、雨の中向かったのは、ブーローニュの魚マルシェ。毎日とれたての海の幸が並

海辺でムール・ビール・フリット!

ワクチン接種後4日目ともなると腕の痛みもだいぶなくなってきて、もうすっかり元気なユイじょりです。 それはそうと、今日はフランス全体を重苦しい空気が包んでいた。 というのも昨日のユーロ、フランス対スイス戦。まさかの土壇場でドローに追いつかれ、まさかまさかの次世代エース、ムバッペが最後の最後にPKを外し、フランスがベスト16でユーロ⚽️を敗退したから。 気合い入れて最初から最後まで応援したのに…残念無念な俺。 あの舞台で、しかもトリ。失敗できないプレッシャーもすごかっただろ

追憶のバスク・ピペラードと、ナスのキャビア

カイショ!!ユイじょりだよ。 今日は、ヘキサゴン型をしたフランス本土の中でも、左下あたりのバスク地方がテーマ。バスク語で「こんにちは」は「Kaixo(カイショ)」っていうらしいよ。 ・・・と、ここまで日本のパリのケイチェルおじたんを模倣したのはおわかりだね。 バスク地方とは、フランスとスペインとの大西洋側の国境地帯。フレンチバスクとスペインバスクが存在する。バスクチーズケーキって一時期日本で流行ったっぽいよね?あのバスクだよ。 この記事に割と詳しく書いているのでよかった