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洋風おうちごはん

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フレンチ中心に、洋っぽいおうちごはんのまとめ
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2021年5月の記事一覧

追憶のバスク・ピペラードと、ナスのキャビア

カイショ!!ユイじょりだよ。 今日は、ヘキサゴン型をしたフランス本土の中でも、左下あたりのバスク地方がテーマ。バスク語で「こんにちは」は「Kaixo(カイショ)」っていうらしいよ。 ・・・と、ここまで日本のパリのケイチェルおじたんを模倣したのはおわかりだね。 バスク地方とは、フランスとスペインとの大西洋側の国境地帯。フレンチバスクとスペインバスクが存在する。バスクチーズケーキって一時期日本で流行ったっぽいよね?あのバスクだよ。 この記事に割と詳しく書いているのでよかった

パート・ブリックで春の花びらキッシュ

久しぶりにパリで過ごす日曜日。 じょり家は総出で、観光客にも大人気なRaspail(ラスパイユ)のビオマルシェまで、昼前、徒歩にて詣でける。 俺が先導を切ってびゅんびゅん進む先は、最近よく見る、お花が飾られた系のおしゃれなカフェ。 ここのビオマルシェ、昔はよく通ったものだ。この野菜の並べ方がまた芸術。 ここのマルシェの名物、美味しそうな匂いにつられていつも行列ができている、じゃがいもとチーズのガレット。 「フランスのお好み焼きだよ」とこちらも名物のムッシューが対応。

フランス北国での食エトセトラ

どもども、白い4本足の俺🐶に乗っ取られ寸前5秒前のアカウントはこちらです。 今日5月15日はヨーグルトの日でしたね! ムーミンもつぶやいていたようだ。お腹弱いんだね、ムーミン・・・。 うちの俺みたいに服を着たらどうだい? そんな日本ではヨーグルトの日、我らはまだ北国にいる。 こちらでは諸事情によりパリの自宅のように自由に料理ができるわけでもないのだけど、今日のランチでおよそ2週間ぶりに魚を調理して胃がゴキゲンなので、いい加減ここらで食べ物のことを書こうと思う。 義母

イカと春キャベツとカラスミのペペロンチーノ

サリュサリュ〜!皐月10日、ハッピーイカの日いかがお過ごしだろうか。 私はといえば、北国で肉と芋とチーズとバターにまみれ、それらをビールとワインで流し込む生活送っている。イカ連盟のみなさまが、思い思いのイカ料理を作られているのを指を加えて見つめているところだ。 I miss ダシ。魚 me manque。 (=だしが恋しい。魚が恋しい。) でもでもでもでも・・・安心してください(何に)、一応ネタはありますよ。 あれは1週間前のこと北に旅立つ前に、手帳を見ながら諸々の締

歯とキッシュと納豆の話

今日は朝イチ歯医者さんで、久しぶりにあの音と痛みに耐えた自分を褒めてあげたいユイじょりです。今日は悪い夢を見そうだな。 その1 歯の話先月くらいだろうか、奥歯の詰め物が欠けていることに気づき、こりゃいかん。歯に関しては絶大な信頼を置いているいきつけの歯医者さん@トーキョーに行きたいところだがあいにくこの状況で無理。やむなく腕がいいとOtto氏が評価している氏の行きつけの歯医者さんに連れて行ってもらうことにした。 コンフィヌモン前に訪れた前回は、「日本の技術、素晴らしい」と

チリコン・フリッタータ!

メーデーの嵐が吹き荒れるフランスから、ボンソワー。 今日5月1日は、世界的にメーデーすなわち労働者が権利を主張する「労働者の祭典」であり、フランスではFête du travailと呼ばれる祝日だ。日本でも労働組合が集会を行ったりしているのだろうけど、権利を主張して革命まで起こしてきたここフランスではその規模が違う。 毎年大規模なデモ行進が各地で行われるのだが、今年のメーデーはフランス全土で約15万人がデモに参加。まあ例のごとく暴徒化している都市も散見されたとか。コロナが

ズッキーニのチリコンファルシとたっぷり野菜のスープ

ボンソワー、今日は4月最終日だということを家計簿アプリで知って驚愕したユイじょりです。え、ちょっと待て、落ち着け私。それってもしかしてもしかしなくても2021年の3分の1が終わるということ・・・? 気を取りなおして、今日も今日とてカーンの話。チリコンカーンだ。 一昨日作った、2人分でどうやってこれ食べ切るんだ?と思わざるを得ないカーン。一度作ると大人2人分で3食分は確実にできあがるというわけ(それでも今回は若干肉など控えめにしている)。 何度か記事にしてきたけど、リメイ