公務員向け高額療養費制度について解説!実はこんなにお得だった⁈
今回は、
・公務員の方
・公務員の家族の方
・一部の会社員(会社独自の健康保険組合がある)の方
向けの記事です(以下の文章では、総称して「公務員」と呼びます)。前回の記事で「高額療養費制度」についてお話ししました。この制度を知ると知らないとでは、持つべき医療保険の大きさ(つまりは毎月の保険料)に差が出る、という内容でした。今回は前回の続編です。
公務員の皆さんは、「公務員の高額療養費制度」についてご存じですか?突然の病気やケガで医療費がかさんでしまうと、経済的な負担が大きくなってしまいますよね。そんな時に頼りになるのが、高額療養費制度です。しかし、「公務員の高額療養費制度」は普通とは違います。今日はこの「公務員の高額療養費制度」について解説します。
※時間がない方は、太字を追えば概要を掴めます!時間がある方は是非最後までゆっくり読んでいってください!
高額療養費制度ってそもそも何?
高額療養費制度とは、1カ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、その超えた金額が国から支給される制度のことです。
公務員の高額療養費制度は特別!
実は、公務員の高額療養費制度には、一般の制度にはない特別な特徴があるんです。それが、「付加給付」と呼ばれる制度です。
付加給付ってなに?
付加給付とは、公務員が加入している共済組合などが、通常の高額療養費制度に加えて、さらに自己負担額を軽減してくれる制度のことです。「不可給付」って言葉はあまり知られていませんが、共済組合のHPにはちゃんと説明が載っています。…でも、自身が所属する組織の組合HPなんてなかなか見る機会ありませんよね。下記に警察共済組合と公立学校共済組合のHPを載せました。その他の共済組合に所属の方も自分の健康保険証に書いてある共済組合の名前をネット検索すれば不可給付についても載っていますので確認してみましょう。
具体的にどのくらいお得なの?
一般的な高額療養費制度の場合、1カ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、自己負担額は8万円程度になることが多いです。しかし、公務員の場合は、付加給付のおかげで、その自己負担額がなんと2.5万円まで抑えられることがあるんです!(所得によって自己負担額は変わります。)
つまり、公務員は、一般的な方と比べて、医療費がかかった時の自己負担が大幅に少ないということです。
なぜこんなに差がつくの?
これは、公務員が加入している共済組合などが、医療費の負担を軽減するために、独自の制度を設けているからです。(民間企業の方も、ご自身の会社の健康保険組合の制度を改めて確認してみましょう。「〇〇健康保険組合 付加給付」とネットで検索すれば制度について出てくる場合もあります。)
保険の見直しは必要?
ここまでお話ししたように、公務員は、一般的な方よりも医療費の自己負担が少なくて済むため、医療保険の見直しが必要な場合があります。
例えば、あなたは今加入している医療保険の契約時に、「公務員なら高額療養費制度と付加給付があります」という説明を受けましたか?もし、知らなかったとしたら、今の保険は保険料を大きく節約できる可能性を秘めています。
まとめ
公務員の高額療養費制度は、一般の制度よりも手厚い保障があることをご理解いただけたでしょうか?
* 公務員は付加給付により、医療費の自己負担が大幅に少ない
* 医療保険の見直しで、保険料の節約になる可能性がある
もし、あなたが公務員で、まだ保険の見直しをしていないのであれば、一度専門家にご相談することをおすすめします。もちろん、私の方でもご相談受け付けておりますので、「公務員なんだけど、保険料節約出来るかな?」と思った方はInstagramか公式LINE(下記QRコード)から直接メッセージを下さい♫
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