知らないと損するお金の知識(その1)-高額療養費制度-
突然の病気やケガで医療費がかさんでしまうと、経済的な負担が大きくなってしまいますよね。そんな時に頼りになるのが、高額療養費制度です。
もしあなたが、この制度を知らずに医療保険に加入している場合、その保険料は適正とは言えません(契約者が損している)。この記事では、高額療養費制度の概要をわかりやすく解説し、制度を知って保険の見直しをすることの大切さについてお話しします。
・高額療養費制度よく分からない
・無駄に保険料を支払うのは嫌
・保険は難しいから放置してる
これらの方にとって非常に有益な情報になりますので、是非最後まで読んでいってください!
※時間がない方は、太字を追えば概要がつかめます。時間がある方は是非ゆっくり最後まで読んでいってください♫
高額療養費制度ってどんな制度?
高額療養費制度とは、1カ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、その超えた金額が国から支給される制度です。
制度のメリット
* 医療費の自己負担を抑えられる: 高額な医療費がかかっても、自己負担額は限度額までで抑えられます。
* 手続きは比較的簡単: 医療機関で手続きを行うだけで、後日、超えた金額が払い戻されます。
制度の対象となる医療費
* 病院や診療所で支払う医療費
* 薬局で支払う薬代
あなたの自己負担限度額は?
自己負担限度額は、年齢や所得によって異なります。一般的には、年齢が高くなるほど、また、所得が低いほど、自己負担限度額は低くなります。
高額療養費制度を知らないと損する
高額療養費制度があるからといって、医療保険に入らなくても大丈夫というわけではありません。しかし、制度について理解していれば、無駄な保険に加入してしまうことを防ぎ、保険料の節約につながります。
高額療養費制度と医療保険の関係
高額療養費制度は、公的な医療保険制度の一環です。一方、医療保険は民間の保険会社が提供する保険商品です。
医療保険は、高額療養費制度では補償されない部分(入院日数、手術費用など)を補償するものと心得ましょう。
保険の見直しで無駄な支出をなくそう
高額療養費制度について理解した上で、ご自身のニーズに合った医療保険を見直すことをおすすめします。
* 本当に必要な保障は何か: 高額療養費制度で補償される範囲と、医療保険で補償される範囲を比較し、ご自身の必要な保障を見極めましょう。
* 保険料の負担は: 保険料が高すぎる場合、他の保険商品への見直しすことで保険料適正化ができます。
* 保険内容の見直し: 保険内容が複雑になっている場合は、専門家に相談することも良いでしょう。
まとめ
高額療養費制度は、高額な医療費がかかった場合に、経済的な負担を軽減してくれる制度です。しかし、制度についてよく理解し、ご自身の状況に合った保険を見直すことが大切です。
この記事が、皆さんの保険選びの一助となれば幸いです。
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公務員と一部の会社員の人は更に特権がある
公務員は、共済組合。一部の会社員は、会社の健康保険組合に加入しています。自分がどこの組合員なのかは、健康保険証に記載がありますので、各自確認してみましょう。共済組合や会社の健康保険組合の方は先述した高額療養費制度の他にも高額医療費に備える制度があります。これは、公務員や一部の会社員の特権とも言えます(世の中みんなが享受できるものではない)。
その「特権」については、別の記事にまとめますので、該当する方は是非一読ください。