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【所要時間30分】対面ワークショップの付箋をどうにかデジタル化したくて、AppSheetで簡易アプリ作ってみた
コロナも終わり、なんだかんだで出社が多い昨今。
ワークショップは特に、「対面でやりましょう!」
が多い気がします。
何を隠そう、私自身、「ワークショップはやっぱ対面で付箋を貼りながらが意見の交換が進むんだよなぁ~」って思っていたり。
なので、先日も対面ワークショップで
付箋をぺたぺたしながらワークショップを実施してきました。
が、ここで問題勃発!
付箋のテキスト化がめんどい!!
が、付箋を貼って整理した内容は、資料化するためにどうにかデジタル(テキスト)に落としたい・・・。
できるだけ手間なく簡単に付箋をデジタル化したいぞと思い、試行錯誤してみたのでご紹介です。
Miroで付箋のOCRができなかったので、Appsheetでやってみた
Miroの付箋読み込みは英語だけ?
ワークショップ系で良く使うのがMiro
最近もどんどん進化してるので、付箋だってどうにかインポートできるんじゃない?と思い調べてやってみた。
こちらを参考に、インポートはできた。
が、まさかの付箋を画像の形でインポートされてるー!!
どうもテキストが認識されていないから画像としてインポートされちゃってるみたい・・・。
Miro単体でのやり方は断念。
AppSheetのOCR使えるんじゃない?
次に思いついたのがAppSheetのOCR機能。
先日試してみたところ、中々優秀なOCRのようだったので次のターゲットをAppSheetに定めてやってみました。
今回はスプレッドシート等にまとめるため、どうにかテキストを拾いたかったので、試してみたところイイ感じでした!
AppSheetのOCR機能で紙の付箋のテキストを拾う
さっそく、今回作ったAppsheetの紹介。
テキストにするだけなので超簡単システムです。所要時間30分程度。
スプレッドシートはたったの2項目
まずはデータベースとなるスプレッドシート。
①画像
②OCR処理したテキスト
を入れる項目があればOK!
とってもシンプルですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719729992837-5E6cYqZesV.png?width=1200)
ちなみに、付箋に記載していた内容は改行されているので、1列にしたい。
AppSheetでできる技がぱっと見当たらなかったので、関数を使っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719730229023-1AHood5zkQ.png?width=1200)
CHAR(10)が改行の意味。
改行をブランクに置きなおすことで、改行を削除します。これは結構使えるので覚えておくと便利。
ちなみに、スプレッドシート側に関数を入れたのですが、Appsheet側にも反映されてた!!
こっちに入れれば良いのかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1719730722773-3ueh3Qda5S.png?width=1200)
「画像」の項目に付箋の写真を入れる
まずは、付箋の写真をアップロードするための項目を作ります。
シンプルに、image型を設定するだけでOK
![](https://assets.st-note.com/img/1719730192461-pJnosXa7yh.png?width=1200)
OCRTEXT()で画像からテキストを抜き出し
OCRTEXT関数は、画像からテキストを抜き出す関数です。
こんな感じで設定していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719730871143-gpa2ONGEP0.png?width=1200)
ちなみに、
画像に入っている文字はすべて抜き出してしまうし、
単語の意味でイイ感じに読み取ってくれるわけではないので。
付箋は1枚ずつ写真に撮るのが無難そう・・・
多分この辺りは、後ろで生成AI系のAPIを読んで処理させればできそうなんだけど、今回はさっさとデータかしたいのでこの手法にしました。
Miroに付箋としてインポート
こんな感じで「変換後テキスト」列に出来上がった付箋のテキスト。
これを最後にMiroにインポートして、デジタル的に再考できるような形に整えます。
これは、単純にコピペでOK!
何とか手打ちは免れた~!!!
ちなみに、貼った付箋の再分類などはAIにやってもらって、
対面ワークショップで出した結果と違いがあるのか、
そもそもどっちが良いのか、
等を検討してみようかなと思っているとこです。
もしかしたら、もっと良い方法があるかもしれませんが、
約30分でここまでできれば上々では!?な~んて思っています。
何か画像をテキストに起こさないといけないときには、AppSheetのOCR機能を使ってみてはいかがでしょうか?
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