【AppSheet】使い勝手UPに使える、画面遷移の関数(DeepLink)まとめ
AppSheetでは、画面遷移系の関数があり、
”ディープリンク”と呼ばれています。
(正確には、ディープリンクは①関数②自分で作りこむの2パターンがあります)
本日は、このディープリンク関数についてまとめていきます。
ディープリンクを使えば、操作の最後に目的の画面を出したりと、ユーザーの使い勝手を良くすることができるので、ぜひ学んでみてください。
ちなみに、公式ヘルプはこちら
ディープリンクとは?
他のビューやアプリに移動したいなら、ディープリンク
アプリのカラムタイプの一つだそうで、
現在のアプリ内の別のビュー、または別のアプリに移動するために使用します。
とりあえずは、
移動=ディープリンク
という理解でOKかと。
ディープリンクの種類
今回も、ビジュアルから入っていきます。
こんな感じに整理してみました。
他のアプリへ遷移するディープリンク
LINKTOAPP()
シンプルに、他アプリに遷移します。
遷移した後は、そのアプリのデフォルトの開始ビューを開きます。
※開始ビューは、Settings(設定)>Views(ビュー)>General(一般)で選択できる(公式HP参照)
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
他のビューへ遷移するディープリンク
LINKTOVIEW()
シンプルに、他ビューに遷移します。
基本は今のアプリのビューですが、他のアプリも選択OK
マイクロアプリを作っても、これを使えば見栄えは同じアプリにするみたいなこともできそう・・・。
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
LINKTOPARENTVIEW()
AppSheetの戻るボタンがナビゲートするのと同じビューに遷移します。
あまり使ったことがないですが、アクションをグループで実行したときに有効みたいです。
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
LINKTOFORM()
事前入力されたフォームビューに遷移します。
基本は今のアプリのビューですが、他のアプリも選択OK
※行を新規作成するためのフォームビューです(既存行の編集はLINKTOROW()を利用)
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
行を指定して他のビューへ遷移するディープリンク
LINKTOROW()
キー列の条件に合致する行に遷移します。
基本は今のアプリのビューですが、他のアプリも選択OK
例えば、固定でIDを指定することもできるし、
例)Order Detailsのid列がkeyで、keyに11111の行に遷移する・・・
→ LINKTOROW("11111", "Order Details")
他にも、外部キーを張っているような別のビューに遷移するときに、関連する行に遷移することもできる。
例)外部キーの張ってあるOrder(外部キー、Order Detail IDがある)、Order Detailsがある時、Order画面から紐づいているOrder Detailsに遷移したい。
→ LINKTOROW([Order Detail ID], "Order Details")
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
LINKTOFILTEREDVIEW()
フィルタリングされた行のみ表示させたビューに遷移します。
ちなみに、この式では他のアプリには遷移できません。
個人的には一番活躍頻度が高い。
タスク表なら、未完了のタスクや自分のタスクだけ表示する画面に遷移したり、画面を入力させ終わった後に、その画面を表示したりと使い勝手良しです。
例えば、未完了タスク(ステータスがオープンのモノ)だけフィルタリングしたタスクビューに遷移するならこんな感じです。
LINKTOFILTEREDVIEW("Task View", [Status] = Open)
▼ 公式ヘルプ Functionの説明ページ ▼
いかがだったでしょうか。
ディープリンクは痒い所に手が届くアプリを作るには不可欠かと思うので、ぜひ使ってみて下さい!
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