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映画『かもめ食堂』観ました。
今日、近所のカフェに初めて入ったときに40~50代くらいの素敵な女性が運営されてることを知り、さらに店の落ち着いた雰囲気と、抹茶のかき氷を頼んだときに「今から練って作るので少し時間が掛かります」と言われたときに、丁寧な話し方と丁寧な工程に心惹かれて今日はそんな雰囲気の映画を観たいと思って、「だったら小林聡美・もたいまさこかな」と良い勘が働き観賞。
結果、大正解でした。観てよかった~。まさに今日はこんな映画を求めてた。
あらすじ
フィンランド・ヘルシンキで小さな日本食食堂「かもめ食堂」を開いたサチエ。当初は客足もまばらだったが、次第に個性豊かな人々が集まり始める。日本かぶれの青年や、悩みを抱えた日本人女性たちとの触れ合いを通して、食堂は温かいコミュニティへと変わっていく。美しい北欧の風景と、素朴な日常を描いた癒しの物語。
感想
100パーセントビジュアルが癒し。かもめ食堂の内装・家具・植栽、全員のファッション、街並み、森…。店頭に均等に並んでる鉢植えはもし腰窓がある部屋に住めたらいい感じにマネしたい…。ファッションは日本人役者のみんなが日本とフィンランドのいいとこどりといった様子。
食事もどれもシンプルで美味しそう。個人的に和食に関心を持ってるときだったから、さらに強まった。それにしても手で握ったおにぎりって、最高だね…!最近食事を疎かにしてたから、ちょっと反省。魚を焼いて盛り付けてみるところから始めてみようかな。
登場人物にもいろいろ人生があるっていう部分もよかったな。みんな何かしら抱えて、何かしら投げ出して、何かを続け何かをやらない。そんな色んな人が1つの店でおいしそうなご飯を食べてる。最後リーサがおにぎり頼むときグッときちゃった。
自分の生活の目標にすることにした
わりとまわりから「ちゃんと生活してる人」と言われるが自分自身では全くそんなことは思っておらず、部屋が散らかるときはあるし食器の洗い物がたまることだってある。でも今日近所のカフェに行った時からなんとなく「この空間を身近に置きたい、こんな感じで生活したい」というビジョンが見えた。
そこからこの映画を観るに至ったけど、暮らしはシンプルに、人生何が起こるかわからないけどちゃんと生きて、ちゃんと食事しようと思いました。まずはおにぎり作ろうかな。その次は部屋を自分の好きな空間に仕上げようっと。