退屈な日々を抜け出して(葉山うみのホテル)
「退屈な日々を抜け出して」
まるで歌詞にありそうなこの言葉の通り、一人でふらっと出かけてしまったのは何を隠そうこの私である。
何かすごく嫌なことがあったわけではないけど、毎日会社に行ってある程度残業して、帰ったらなんとなくSNSや動画を見てから寝る、なんだか退屈な日々。この週末も特に友達の予定があるわけじゃないし・・・
それならこの退屈な日々から抜け出してやろう!
そうしてプチ一人旅を決行することとなった。
行先はもちろん海がいい。
・・・全く大したことではないのだが、基本的に一人で遠出をすることは少ないので「現実逃避してやる!」という決断自体が私の心を非常にワクワクさせた。
都内からアクセスも良いので逗子・葉山・鎌倉あたりで、まずは泊まりたい宿があるか探してみる。
私は数か月前からHafh(ハフ)という旅のサブスクサービスに登録しており(Hafhの登録ホテルに月3,000円で月1泊できるコースに登録中)、Hafhのサイトから検索してみると「うみにあいにいく」というコンセプトの宿を発見した。
宿のコンセプトは大切だ。写真も大事だけど、HPで宿に対する想いや、宿泊者にどんな体験を届けたいかを丁寧に語っている宿にだいたいハズレはない(自論)。
ポチッと宿の予約が完了。
仕事をほどほどに頑張りながら、週末を待った。
そして来る土曜日、東京を縦断し逗子まで繰り出してきた私は、逗子・葉山の穏やかな雰囲気がやっぱり好きだなぁと感じながらふらふらと街を歩いていた。
あの電車に乗らないと遅刻だ!!と毎朝駅までダッシュしている平日の私とは違う。心の余裕をもったちょっぴり大人な私だ。
カフェに行ったり海を見に行ったりしていると、あっという間に夕暮れ時となり、葉山うみのホテルへとたどり着いた。
エントランスをくぐるとまず真っ先に広がる”うみ”の世界。うみや葉山を感じられる内装、アート、音楽などに思わず胸がときめく。
夜ごはんには地元食材が使用されているオリジナルカレーをいただいた。たまには1人でゆっくり外食をするのも良いなとふと思う。
さらに夜になると”深海”のような雰囲気が漂うのもまた神秘的だ。さまざまな”うみ”の姿を魅せてくれるこの宿の世界観にどっぷりと浸かることができた。
あくまでも旅行がメインであり、旅行の際にその土地の宿に泊まるというのが一般的だとは思うが、たまにはいつも頑張ってる自分に”素敵な宿に泊まる”というとっておきのご褒美をあげてみるのも良いかもしれない。
そう、退屈な日々を抜け出して
最後に「日の出を見たい!」とカメラ片手に宿を飛び出して早朝に撮影した、葉山の穏やかな朝のうみの写真をそえて…
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?