「好きなこと」を仕事にしているように見えて、実は「仕事をしたくない」だけ
単刀直入に言うと、私は仕事をしたくありません。
できることなら毎日ドライブしていたいし、好きな時間に起きてフラっと図書館や喫茶店で一息つく生活がしたい。いわゆるFIRE後みたいな生活ですね。
人生どうせいつか終わるんだし、どれだけの地位を築いても、どれだけのお金を稼いでも、最終的には灰になって終わることには変わるんだから意味なくね?と思ってます。
でも、そんなこと言ったらお金はもらえないし、お金がもらえないと生活できないし、八方塞がりじゃないですか。だから、仕方なく仕事をしている、みたいなところがあります。
でも、せっかく自分の時間を削って仕事をするのであれば、少しでも楽しい時間にしたいですし、好きな人と働きたい。「宝くじが当たってでもやりたい活動」に近いことができるのであれば、楽しく働けるのではないか。そう思い、現在の職業にたどり着きました。
現在行っているのは、一人ひとりの想いを受け取りながら、本当の自分を見つけていただく「コーチング」というお仕事。非常にやりがいがあり、時間を忘れるくらい夢中になります。
おそらく、この仕事が天職なんだろうな、と思うほど。
とはいえ、仕事から思いっきり離れてキャンプに行ったり、ドライブしながら大自然を眺めていると、「もうなんもしたくねえや」という気持ちにもなります。
妹の甥っ子は少し合わないうちにどんどん大きくなっているし、両親の顔には皺が増えているし。祖父母の背中は丸くなっているし。仕事であっという間に過ぎ去った時間で、本当に大切なものを見失っているのではいかという気持ちがと頭をよぎることがあります。
しかし、その事実を心の底から受け入れてしまうと、一生仕事に取り組むことはできないでしょう。だから、見て見ぬふりをして、「これがやりたいことなんだ」と自分に言い聞かせているのかもしれません。
ただ、仕事でしか味わえない高揚感や達成感があることも事実。仕事を手放してしまっては、物足りなさを感じるのが人間なのでしょう。
下記の図を見たことがある方は多いかと思いますが、社会的欲求と承認欲求を満たさないと自己実現欲求を満たすことはできない、ということになっています。
いくら自由できままな生活を手に入れたところで、社会との繋がりが無くなってしまうと、途端に不安になってくる。誰かに認められないと物足りなくなってくる。
結局のところ、仕事に費やす時間と大切なことに費やす時間の両立が大事なんでしょうね。
仕事したくないんだけど、お客さんが喜んでくださったときの表情を見ると、心の底から嬉しくなります。さらに、対価をいただけることで、大切な人たちに還元することもできる。これは非常に素晴らしいことだと思っています。
と言いつつ、日本人は特に頑張り屋さんが多いので、バランスを取るのが難しい方も多いかと思います。「そろそろ疲れたな」「あの人に会っておかなきゃ」と頭をよぎったとき、ささやかな休憩を取ることができたらベストです。
人それぞれ事情は異なりますが、頑張れないときはそんな自分も受け入れ、肩の荷を下ろしながら生きていきましょう~~。
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