「ウワサの保護者会」~自己肯定感・あるがままを受け入れる~を見て改めて意識したい子供との会話。
こんにちは、mameko**です。
今日のお昼、テレビをつけるとたまたま流れていたEテレの「ウワサの保護者会」。
何気なく見ていたら、内容がとても興味深く、子育てをする上で覚えておきたいものだったので備忘録として書いてみたいと思います。
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たまたま見ていた「ウワサの保護者会」、テーマは「子供の自己肯定感~あるがままを受け入れる~」というものだった。
その中で、こんなエピソードが紹介されていた。
ーある女の子が、些細な理由から小学校で仲間外れにされた時のこと。
家に帰り、女の子は母親にその出来事を聞いてもらうため、仲間外れにされたことを伝えた。
すると、母親からはこんな返事が来た。
「いつ?どこで?誰が?」
そんな会話の中で、女の子は結局、自分の気持ちを話すまで至らず、その悲しさのやりどころがなかったという。
悲しかった「気持ち」に焦点をあててほしかった娘。
悲しかった「出来事」に焦点をあてた母親。
娘にしてみれば、本当に受け止めてほしかったものはスルーされてしまったのだ。
番組を見ていて「これ、あるあるだよなぁ。」と思った。
むしろ、この会話の流れの方が自然じゃないか?とも。
娘を心配するがゆえに、起こった出来事をまずは正しく把握しておきたいという、母親の気持ちはごく自然なものだと思う。
でも、娘の求めていたのは、その出来事を通して自分が「どう感じているのか?どんな気持ちなのか?」を受け止めて欲しいということだった。
これは、コーチングをする中でも意識しておくべきポイントと重なるなと思った。
コーチングとしての対話の中で焦点を当てるべきは「事柄」ではなく、「事柄を通してクライアントは何を感じているか」ということになる。
逆に言えば、コーチとして「事柄」を正しく把握することは重要ではない。
なぜなら、コーチングにおいて重要なのは、その事実から次の行動に繋がる3つのプロセスだからだ。
“何を感じ、何を学び、どうアクションしていくのか?”
私自身、子供との会話の中で、ついつい事柄に目が向きがち。
でも改めて、対話のベースとして「本人の気持ち」を軸にすることを意識したい。
そんなことを改めて感じさせてくれた番組だった。
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そういえば、私が子供だった頃も学校での出来事をよく母親に話していました。
基本的には、じっくりゆっくり話を聞いてくれる母だったけど、私が悲しむことに関してはやっぱり事柄のヒアリングが多かった気がします。
(子供を悲しませる原因を突き止めておきたい、は親心なのでしょうね)
ちょっと「悲しかった」って言っただけで、背景や経緯をあれこれ細かく聞かれるの、たしかに嫌だったなあ。
その出来事に関わる友達について、親にどうこう思って欲しいんじゃない。
ただ、私を見てほしかったし、私のありのままの気持ちを受け止めてほしかった。
出来事の内容次第で、その時の自分の気持ちが正しいのか?そうでないのか?を親に決められるような感覚があったのかも。と今になって思います。
そんな遠い昔の感情を、Eテレ見ながら久しぶりに思い出した今日なのでした。
mameko**
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