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気持ちの変化

外泊に向けて弟のリハビリは今まで以上に具体的な訓練が行われていきました。
装具をつけ杖をつき、先生に支えていただきながらではありますが、リハビリ室から出て外の通路や、人のいる病院の廊下、距離は短くてもいろいろな環境で歩いて見たり、階段を想定してまずは1段上がれるようにと体のバランスを感じてみたり…
毎日前進しているという手応えが弟からの連絡からも伝わってきました。

1日1時間のリハビリでは足りない、自分でもっと歩行の練習をしたいという気持ちもさらに強くなっていきました。
しかし、病棟での杖の使用は許可が出ません。

外泊の条件にはしないという約束ではありましたが、外泊の後、回復期のリハビリ病院に転院してもう少しリハビリを受けるのはやはり無理?
歩行の距離を伸ばして電車やバスに乗ったり、エレベーターに乗ったり、生活に戻る訓練はここでは出来ないし、帰ってから家族が一緒にといっても難しいところもあるし…
1か月とか2か月とか期間いっぱいでなくても大丈夫だから考えてみるのもありかもね。
そんな会話もできるぐらい、ちょっと心の変化も出てきたようです。

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